ラジエターの上部からクーラントを補充します。

最初は、先ほど取り付けたサーモスタットのまわりから

クーラントが漏れていないか確認しながら補充するので

受け皿はさきほどと同じ位置に置いたままにします。

クーラントがラジエター上部付近まで

補充出来たらエンジンをかけて循環させます。

クーラントが暖まるまで循環しないので

少し時間がかかりますよ。

クーラントの水位が下がってきたら

車内でヒーターをかけて、一番暑い設定にします。

じょうごをラジエター上部に突き刺してクーラントを補充します。

どんどん入っていきますが、慎重に少しずついれてください。

クーラントが入らなくなったら一端

車内に行きアクセルを少し踏んで強く循環させます。

じょうご内のクーラントが減ればさらに足していきますが

クーラントが減ったり、戻ったりを激しく繰り替えすようになるので

溢れないように、なるべくじょうごの底(↑の写真の赤い線)

あたりでコントロールするのがコツです。

アクセルを軽く踏んで3000回転ほど回し

どんどん循環させてエアーを抜いていきます。

初めはボッコン、ボッコンとエアーが激しく抜けていきます。

だんだんその激しさが緩やかになっています。

こんな作業を20～30分続けます。

最後は気泡が上がってくるレベルになり

その気泡も上がらなくなったら作業終了です。

ラジエターキャップを締めて、残りのクーラントを

リザーブタンクに補充してください。

最後のエア抜きの作業は

2人で作業するのが理想ですが

1人の場合はジョーロとラジエターを固定する必要がありますね。

この自作じょうごは、サイズがぴったりだったので

ラジエターに刺しただけで固定出来ました。