KLX230 IGコイルの強化(交換) Vol.2 |
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次は純正IGコイルから 強化IGコイルにパーツを移設します。 まずはプラグキャップ部分を外しますが キャップ部分を反時計回りに回すと外せます。 |
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ハイパーイグニッションコイルは汎用品な為 KLX230に使うにはケーブルが長すぎるので 純正のIGコイルとケーブル部分を合わせて 同じ長さになるようにニッパーでカットします。 電気抵抗を極限まで削るなら 純正よりもケーブルを少し短めにするのが ライバルより0.001秒でも早く走る事が目的の レースの世界でのノウハウですね。 ただ・・5mmでもケーブルの長さが足りないと 使い物にならなくなるので注意が必要です。 |
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仕上げにカットしたケーブルにプラグキャップを取り付けます。 軽くねじ込むように時計回りに回すと固定出来ますが・・ プラグキャップを固定する方向が何より重要なので IGコイルを車体に取り付けてから スパークプラグの位置に合わせて プラグキャップを固定した方が失敗しないと思います。 |
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純正のIGコイルに付いていたカバーは IGコイルが大きくなった事で使えなくなるので そのスペーサー部分の代わりとなる 2個用意しておきます。 純正のスペーサー部分は10mm厚ですが IGコイル付属のワッシャーの厚みを足すと 8mm厚で丁度同じ厚さになります。 ただ、それだとIGコイルがフレームに干渉する かなりギリギリなサイズだったので やはり10mm厚のスペーサーを使う方が確実です。 |
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それでは強化IGコイルを車体に取り付けますが 純正IGコイルと全く同じ長さにケーブルをカットした場合は ここのケーブルを固定するリングは そのままの状態で良いです。 |
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限界までIGコイルのケーブルをカットした場合は 一旦引き抜いてから上側に取付直します。 |
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あとはIGコイルに付属のワッシャーとスペーサーを 車体との間に噛ましてIGコイルを固定してから ケーブルを繋ぎ直します。 |
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これでIGコイルの強化(交換)が完了しましたが 写真では、ケーブルの長さをカツカツに設定しています。 実際の大型IGコイルの効果は まあ若干変わったかな・・という感じなので リチウムイオンバッテリーに交換したほどの 圧倒的な効果は得られないものの 点火系は相乗効果でどんどん良くなっていくものなので 高性能なmotoDXプラグの設定が無いKLX230では せめてIGコイルでプラグの分を稼いでおきたい・・ といった感じですね。 |
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