KLX230 フロントフォークの突き出し量変更 Vol.1 |
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今回はKLX230シェルパの フロントフォークの突き出し量を増やして ローダウンさせる事で足つき性を改善したいと思います。 突き出し量を増やす方向にセッティングする作業は 特別な工具も必要ないので簡単ですよ。 |
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KLX230シェルパ標準の突き出し量は トップブリッジから約10mmですが ハンドルバーに当たるまでさらに10mmほど 突き出し量を増やせるので つまり、フロント部分を10mmほどローダウンさせられます。 突き出し量を増やすデメリットとしては フロントフェンダーとタイヤが干渉する恐れがあるので 10mmくらいが丁度良いと思いますね。 KLX230では、このようにフロントフォークトップが ハンドルバーに当たるという特性があるので ノギスを使って左右で突き出し量を調整する必要がないで簡単です。 |
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まずは下準備として フロントフォークトップをハンドルバーに当てるので フロントフォークキャップの天辺には クッションテープを貼っておきます。 分厚いクッションテープを使うと10mmよりも ローダウン量が減ってしまうので 今回は、ほぼ完全に潰れてくれる 5mm厚のエプトシーラーを貼りましたが ハンドルバーの振動を出来るだけ抑えたい場合は 完全には潰れないゴムシートを使ったり エプトシーラーでも10mm厚の物を使うなど より分厚いクッション材を使いますが 分厚い分だけローダウン量は減ります。 |
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次は左右にあるフォークブーツの固定位置を変更するので 内側にあるプラスねじを緩めます。 |
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フォークブーツの上部を適当に(10mm以上)下ろしてから トップブリッジ下とアンダーブラケット下の フロントフォークのシャフト部分を 適当なウエスで清掃してホコリを除去しておきます。 |
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ここからはフロントフォークの片側ずつ作業を行いますが それではアンダーブラケットのクランプボルト2本を 6mmの六角レンチでボルトが抜けない程度まで緩めます。 |
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次は同じようにトップブリッジのクランプボルト2本を ボルトが抜けない程度まで緩めます。 |
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するとカツンとフロントフォークキャップの天辺が ハンドルバーに当たります。 もう片方のフロントフォークが生きているので それほど強い衝撃ではありませんが 出来るだけ衝撃を緩めたい場合は 最後の1本の六角穴ボルトを緩める時は ハンドルバーを持ち上げない程度に支えておきます。 |
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もう片方のフロントフォークも 同じようにボルトを4本緩めてハンドルバーに当てます。 |
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