KAWASAKI KLX125 ドライブスプロケットの交換4 |
チェーンの張り具合を適正値にします。 定規を当てながら下からチェーンを押し上げて そのたるみ幅を見ます。 取説ではチェーンのたるみの幅は、25mm~40mmです。 ちなみにチェーンを張っていくと アクセルレスポンスが鋭くなりますが 張りすぎるとスイングアームのストローク幅が短くなり 路面への追従性が悪くなります。
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右側の矢印のロックナットを緩めてから 矢印左側のアジャスターボルトを締め込むと チェーンが張っていきます。
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チェーンの張り具合が調整出来たら アジャスターボルトを抑えながら ロックナットを締め込みます。 薄型のスパナを使うと作業しやすいです。
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アームと金具の目盛りを目安に 車体右側も同じ位置になるように調整します。
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ノギスでボルトの長さを計る事で より精密に車体右側の調整が出来ますよ。 後は緩めたアクスルナットを締め込んで元に戻せば作業終了です。
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KITACO ドライブスプロケット 15Tのインプレッション |
エンジン回転数に対しての速度を測ってみると 5速で・・ 3000rpm:39Km 4000rpm:50Km 5000rpm:61Km 6000rpm:72Km 7000rpm:83Km(メーター読み) という結果でした。 ちなみに純正の14Tが5速で 3000rpm:35km 4000rpm:46km 5000rpm:56km 6000rpm:66km 7000rpm:76km(メーター読み) です。 通勤や舗装道路でのツーリングでは エンジンの振動が抑えられて快適ですし 14Tでは、エンジン回転だけが上がっていくような加速感でしたが 感覚的に、回転と速度が合うようになりました。 実用燃費もかなり良くなるんじゃないかな。 発進時の車体の重さも気にならないレベルです。 ただ、過酷な林道や山道では まれに1速4000回転でもストールするような 登り坂が存在しますので、より運転が難しくなりますね。 急角度の下り坂ではありがたかった 1速の強烈なエンジンブレーキも甘くなりますよ。 市街地を走ったり通勤に使うなら 15Tの方がなにかとメリットが多いと思います。 |