PCX e:HEV スパークプラグの交換 |
今回はPCX e:HEVのスパークプラグを交換しますが JK05、KF47の全てのPCXシリーズで共通の作業です。 スパークプラグは消耗部品なので 3000Km~5000Kmで交換するように推奨されていますが 走行距離に関係なく点火系をチューンナップする為に 高性能なスパークプラグに交換します。 という事で今回用意したアイテムは NGKのMotoDXプラグ(LMAR8ADX-9S) です。 イリジウムプラグよりもさらに高性能で 1万Kmにも及ぶ高い耐久性能がウリです。 |
これが4代目PCX(JK05・JK06・KF47)共通の 純正スパークプラグで NGK製のLMAR8L-9(純正型番:31917-K0R-V01)ですが イリジウムでもなく昔ながらのプラグですね。 メジャーなプラグではなく、あまり流通していない型番なので バイクショップや純正部品を取り扱っている 量販店でしか手に入りませんね。 |
それでは作業編ですが まずは車体左側のフロアマットを後ろ端から メンテナンス用のフタがある所までめくります。 |
矢印のクリップを外して 下からめくるようにフタを外します。 クリップの外し方は真ん中を少し凹ませてから クリップ全体を抜き取ります。 |
メンテナンス用のフタが外れました。 |
まずはプラグケーブルを手間に真っ直ぐ抜き取ります。 |
スパークプラグが出てきます。 |
シート裏に固定してある車載工具の中に プラグレンチが入っているので これをスパークプラグに突き刺して 10ミリの工具を使って先端を回しプラグを緩めます。 |
一般的な工具を使うときは 出来るだけ長いエクステンションバーを使い 先端に14ミリのディープソケットを使います。 スパークプラグまで直接手が届くので プラグをキャッチ出来るゴムやマグネット機能がある プラグレンチを使う必要はありません。 |
工具で少し緩めるだけで後は素手で回して外せます。 |
新しいスパークプラグに交換します。 |
とりあえず素手でプラグを回せる所まで回してから 仕上げに工具を使って締めます。 規定締め付けトルクは16N-mです。 トルクレンチがない場合は 工具のソケットを素手で直接持って止まるまで回し 仕上げにソケットにハンドルを付けてから 1/6回転ほど締め込みます。 プラグを再使用する場合はガスケットが潰れているので 1/16回転ほど締めます。 後は逆の手順でプラグケーブルや カバー類を元に戻したら作業完了です。 |