SUZUKI アルトワークス MTオイルの交換 Vol.1

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アルトワークスMTオイル

今回はアルトワークスのトランスミッションオイルを交換します。

交換時期に迫られたので交換する訳でもなく

シフトフィールを良くする為に交換してみます。

アルトワークスのMTオイルの全容量は2.3Lなので

1L缶のMTオイルが3缶必要です。

今回はカストロールのMTF-Sを用意しました。

部分合成油なのでちょうど中間のグレードのオイルです。

ちなみにカストロールで一番安い鉱物油のオイルがMTF

もっとも高価な100%合成油がTAF-Xになります。

あと、MTオイルの廃油を処理する為の

オイルポイパック(4.5L)が必要ですが

うまくMTオイルの添加剤を組合せて

廃油の量を抑えれば2.5Lのポイパックで済みます。

工具で必須なのはホースの長さが

40センチほどあるホース付きじょうごを用意しておきます。

 
MTオイル温め

まずは何よりも先にMTオイルを温めておきます。

MT(ギア)オイルはエンジンオイルよりも

遥かに硬いオイルなので作業時間を短くする為にも

スムーズにオイルが流れてくれるように下準備をしておきます。

ヒートガン(ドライヤー)の温風に当てておくか

大きな鍋にお湯を作ってMTオイル缶を浸しておきます。

ヤケドするほど温めると危険なので

40度前後になるくらいで十分です。

真夏なら直射日光に缶を晒しておけば暑くなるので楽ですね。

 

とりあえず車体のフロント左側をジャッキアップして

左フロントのホイールを外します。

車体の中には潜らなくいても良いので

比較的安全ですよ。

 

ホイールを外した奥にMTオイルのドレンプラグがあります。

車高によってはオイルポイパックを下に敷けないので

オイル皿をドレンプラグの下に敷いておきます。

 

ギアボックスのドレンプラグを外します。

このプラグは締め込んである訳ではなく

ネジ穴を埋めるシール剤で固まっている状態です。

 

ラチェットハンドルに

10ミリのドレンプラグソケットを付けて外しますが・・

 

ダイレクトに9.5ミリのラチェットハンドルを

MTオイルのドレンプラグに差し込んでも外せるので

特別な工具を使う必要はありません。

 

MTオイルはエンジンオイルよりも硬く

ダラダラと長い時間をかけて流れてくるので放置しておきます。

 
アルトワークスMTオイル交換

次はMTオイルの注ぎ口のプラグを外します。

ドレンプラグと全く同じサイズですよ。

 
エクステンションバー

注ぎ口のプラグは奥にあるので

差し込みが9.5ミリ規格のエクステンションバーをかき集めて

出来るだけリーチを長くしておきます。

工具が短くても作業は出来ますが

車体の奥に顔を突っ込んで作業をする事になりますよ。

ちなみにこれで15センチ×2の7.5センチなので

37.5センチくらいの長さになっています。

 

37.5センチくらいの長さだとこんな感じで

かなり手前からプラグを外す事が出来ます。

もちろんドレンプラグソケットを先端に付けなくても

エクステンションバーをダイレクトに差し込んで外せます。

 

次は車体が出来るだけ水平になるように

ジャッキを少し下げておきます。

パンタジャッキを使っている場合は

位置を下げれば下げるほど

ネジ部分に負担が掛かるので注意してください。

 

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