SUZUKI アルトワークス フロントディフレクターの取付 Vol.1 |
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今回はアルトワークスの空気抵抗を抑える為に フロントバンパーの下に ディフレクター(リップスポイラー)を取り付けます。 ちなみにNAのアルトでは 最初から取り付けてあるので必要ありません。 空力的にはアンダーパネルと タイヤディフレクターとの組み合わせが最強だと思いますが リップスポイラーはほとんど作業の手間を掛けずに 簡単に空気抵抗を軽減出来ます。 という事で今回用意したアイテムは 汎用の両面テープ付きのリップモールです。 |
モールの飛び出し部分の長さは35ミリほどありました。 |
ディフレクターは最適化する速度域によって最適な長さが違うので カットせずに使うとより低速域で空力的な効果を得られますが より高速域で効果を得るためには短くカットします。 今回は35ミリの飛び出し部分を15ミリ地点に線を引いてから ハサミでカットしました。 両面テープが貼られている土台部分の厚みが5ミリほどあるので 全体で20ミリほどの飛び出しになります。 そもそも20ミリの飛び出し量にしたのは NAのアルトのディフレクターが20ミリだったからです。 |
元の35ミリと比べるとかなり短くなりました。 これをフロントバンパーの長さに合わせてハサミでカットし 長さは85センチにカットしました。 |
重量を計ってみると125gほどでかなり軽量です。 そもそも素材自体が空気を沢山含んだ スポンジのようなゴム素材なので軽いです。 |
今回はバンパーの外側にモールを貼るパターンと 内側に貼るパターンを試してみます。 まずは外側に貼るので両面テープがしっかり貼り付くように 清掃した後にシリコンオフを使って バンパー中心にあるツヤ消し部分の端から端まで拭き上げます。 |
こんな感じで貼り付けました。 モールの形状的に一般的なディフレクターとは違って 少し前斜め方向に向かいますが 空気力学的にはこっちの方が優れた形状とされていて この形状だとフロントのダウンフォースも同時に得られます。 より多くのダウンフォースを得る為には もう少し飛び出し量を多くしても良いのですが 当然、モールが受ける風圧も強くなり 両面テープに掛かる負荷も大きくなるので そうなるとアルミテープ等で両面テープが剥がれないように 裏側からも補強した方が良いですね。 |
今回はタイヤディフレクターを付けているので センターのツヤ消し部分までしかモールを貼りませんでしたが NAのアルトのように端から端まで貼り付けても良いですね。 |
ちなみにNAのアルトはこんな感じになっています。 一時期はNAのワゴンRなどスズキの軽自動車でも アンダーパネルを貼った車両がありましたが これだけでもエンジンルームへの空気の巻き込みを防げるようですね。 |
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