SUZUKI アルトワークス フロントショックの交換 Vol.1

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アルトターボRS純正フロントショック

今回はアルトワークスの

フロントのショックアブソーバーを交換します。

ある程度の旋回力と

ラリーカーとして悪い路面でも全開で駆け抜ける事が出来る

丁度良い減衰力のショックを求めると同時に

乗り心地を改善する為に

今回用意したアイテムは

アルトターボRSの純正ショックアブソーバーです。

近所の解体屋か

適当なオークションサイトで手に入れます。

数は少ないですがたまに楽天市場でも買えますよ。

 
HA36SターボRS純正ショック

中古のショックを手に入れると汚れによって

シャフトの動きが渋いのがあるので

矢印の根元あたりからシャフトに掛けてシリコンスプレーを吹き

砂利等の清掃を吹き飛ばして清掃します。

これでシャフトの伸び縮みもスムーズに動きます。

 

フロントサスペンションに関しては

4WDと2WDは全く同じなので

交換作業の詳細はここのページに掲載していますよ。

 

アルトワークスのショックからターボRSのショックに

スプリング等の移設作業の注意点を

改めて載せておきます。

まずワークス用とターボRS用のショックは

見た目が全く同じなので識別する為の

印を付けた方が良いかもですね。

まあ、シャフト部分を押し込めばワークス用のショックは

かなり硬いのですぐに分かるんですけどね・・

 

左側のNAアルトで使われているスプリングは

右側のワークス用のローダウンスプリングと比べても

ほぼ同じ自由長なので

ショックのお皿に掛かるバネ圧も弱く

特に何もしなくてもショックを分解出来ますが・・

 
ローファースポーツ プラス

それに対してワークス(ターボRS)のスプリングは

このくらい自由長が長いので

ショックのお皿に掛かっているバネ圧はかなり高いです。

 

なので予め、てっぺんのナットを

工具で外れる手前まで緩めてから

スプリングコンプレッサーを使って

ナットが手で回せる状態になるまでスプリングを縮めてから外します。

 

大概のローダウンスプリングは

NAアルトとほぼ同じ自由長なので

てっぺんのナットを工具で外れる一歩手前まで回し

仕上げに片手と片足でスプリングを縮めながら

てっぺんのナットをもう片方の手で回せば外せます。

 

スプリングを入れ替えたら

まず左の大きな銀のお皿をスプリングの上に乗せ

右端の樹脂のリング、ワッシャー、真ん中のお皿の順に組み

先ほどと同じようにスプリングを手と足で縮めながら

てっぺんのナットを固定します。

ワークス(ターボRS)の純正スプリングを組む場合は

スプリングコンプレッサーを使ってバネを縮めてから

ナットを固定します。

 
アルトターボRS純正ショック

アルトターボRS純正ショックアブソーバーのインプレ

ターボRS純正のショックでも硬い場合は

KYBのNew SR SPECIAL(NAアルトのX用)を

試そうと計画していましたが

ほぼほぼ狙っていた減衰力だったので

ターボRS純正のフロントショックと

リアのターボRS用ローファースポーツプラスの

組み合わせに落ち着きました。

アルトワークス純正と比べると

どうしてもステアリングのレスポンスは落ちるので

サーキット走行には向きませんが

極上の乗り心地が手に入り

多少荒れた路面でも突き上げを感じること無く

アクセル全開で走る事が出来るので

4WDの能力をより生かしたラリーカーのような走りが出来ます。

 

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