SUZUKI アルトワークス Ignite VSD alpha CIの取付 Vol.3

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HA36Sバッテリーボックス

alpha CIの性能をフルに発揮させる為にも

接続場所に拘るなら

マイナス側のターミナルが直でボディに固定されている

ボルトに固定させるパターンも載せておきます。

その為には少しめんどくさいのですが

まずはバッテリーを外してから

赤矢印の3つの六角ボルト・ナット(12ミリ)を外し

黄矢印のマイナス端子の配線を固定している

結束バンドの固定を外してバッテリーボックスを抜き取ります。

ちなみに手前にある2本の六角ボルトには

緩み防止剤が塗られているので常に硬い抵抗がありますよ。

 

バッテリーボックスが外れると

ここにターミナルの配線を固定しているボルトがあります。

 

ちなみに今回は配線を保護する為にも

コルゲートチューブを取り付けています。

 

共締めしてバッテリーボックスを戻します。

 

配線には余裕がありすぎてかなり余ってしまうので

ABSユニットの横の隙間にでも通しておきます。

 

アルファCIからの余った配線はこんな感じで適当に束ねて

スポンジを詰めて固定しました。

これで作業完了です。

 
アルファCI

T.M.WORKS Ignite VSD alpha CIのインプレ

このアルトに限らず

1500cc以下の排気量のMT車で

ずーっと前々から気になっていた事は

夏場にACCボタンを押してエアコンを動作させると

エンジンが重くなると同時に

2000回転前後でシフトアップした時に

1500回転近くまで回転が落ちるので

そこからアクセルを踏んで立ち上がる時に

もたつきと同時にエンジンの震えが起こって

スムーズに加速が出来なくなる所です。

エアコンを付けていない状態では特に問題なく

2000回転でもシフトアップが出来るので

エアコンを稼働させた状態では

最低でも2500回転ほど引っ張ってから

シフトアップする必要がありました。

既にタイヤやホイールは軽量化していたので

この問題を根本的に解決するには

エンジン排気量を上げるしかないのかと嘆いていました。

しかし、このアルファCIを取り付けると

エアコンを稼働させた時の低回転域の加速の重みが

ウソみたいに無くなり

まるでエアコンを付けていない時のような

加速フィーリングになりました。

エアコン使用時の加速フィーリングの低下は

1500cc以下のエンジンでは避けては通れない現象かと

長年思っていましたが

まさかIGコイルにキャパシタを付けただけで

これほど改善されるとは夢にも思いませんでした。

試しにエアコンを切ってみると

低回転域ではまるで排気量が200ccくらい上がったような

トルクを感じる加速フィーリングになりました。

これだとアクセルを踏む量が従来より少なくて済むので

確実に燃費も改善されると思われます。

やはり、よりトルクが貧弱な低回転域での加速フィーリングが

大きく改善されたので

そもそもエアコンを付けても付けなくても

あまり加速のフィーリングが悪化しない

2リッター以上のエンジンを積む車両や

加速をモーターがアシストする車両では

体感出来ない可能性がありますね。

エアコンだけでなくさらに様々な電装系のアイテムを点灯させ

さらに負荷を掛けていくテストをしてみると

LEDのバルブに変更したフォグランプでは

ほとんど差はありませんでしたが

HIDのヘッドライトを付けると

低回転域での加速フィーリングが少し悪化したので

やはり電装系の負荷によっては

キャパシタで補える限界はあるようですね。

元々大きく高性能なバッテリーを積んでいるなど

車両の環境によって体感出来るかどうかの差はありそうですが

バイク用の小さいバッテリーを使っている状況では

想像以上の圧倒的な効果を得られました。

こういうちょっと怪しげというか、うさんくさいアイテムは

正直、全く信用していなかったというか

お金を捨てる覚悟で買いましたが

この効果が最初から分かっているなら

ぶっちゃけ、定価が4万円でも買うと思います。

そのくらいの費用対効果は十分にあると思いました。

ちなみにアルファCI本体は1個で

6気筒エンジンまでカバー出来る容量があるみたいなので

12気筒エンジンでは本体を2個付けないといけないみたいですが

軽自動車の3気筒エンジンでは6気筒エンジンに対して

約2倍のキャパシタ容量になるのでちょっと美味しく思えますね。

元々搭載されているバッテリーが小さい事や

低回転域のトルクが貧弱な軽自動車にこそ

相応しい商品というか救世主的なアイテムだと思いました。

ちなみにエンジンを切ってもキャパシタに貯まった電気が

全て放出するまで2秒ほどエンジンが切れるのが遅くなるので

アイドリングストップ機能が付いている車両では

正しく機能するかどうかは分かりませんが

キャンセラーを取り付ける事でスムーズにエンジンが切れますよ。

 
 
 
 

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