SUZUKI アルト タイヤの組み込みと脱着 Vol.1

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タイヤの脱着

今回はタイヤの組み込み作業と脱着作業を家で行います。

多くの人はタイヤ屋さんに任せている作業だと思いますが

ネットでホイールやタイヤを格安で手に入れた場合

タイヤ屋さんに持ち込むなんて事をしたら

想像を絶する価格になる可能性が高いので

家での作業が必須になります。

 
タイヤ脱着工具

主に使う工具はタイヤレバー×2本と

ホイールを保護するリムプロテクターです。

あとはビードクリームの代わりに

シリコンスプレーを使っています。

扁平率の低いタイヤは外れにくいので

タイヤレバーは3本あれば完璧ですが

マイナスドライバーと差し替えれば2本でも問題ないです。

 

それではさっそく作業を始めますが

まずは適当にタイヤの空気を抜いてから

虫ゴム外しを使ってエアバルブを回して外しておきます。

 
ビートブレイカー

次はタイヤのビードを落とす作業を行います。

この作業がもっとも過酷で時間が掛かり

しかもホイールを傷付けてしまう可能性が高いので

ここだけはビードを落とす専用工具を使います。

出来るだけ安くコンパクトな工具が理想的なので

バイク用のビードブレイカーを使いました。

あとはホイールの下に敷くための

分厚いスポンジのマットを用意しておき

どんな時にも必ずホイールの下にマット敷きます。

 

小型のバイク用のビードブレイカーを使うにあたり

使い方のコツとしては

タイヤを動かない壁等に当てつつ

足でビードブレイカーを押さえつけながら

ツメをホイールとタイヤの隙間に入れます。

出来るだけホイールのギリギリの所にツメを入れる事で

ビードが簡単に落ちます。

これを片側2~3ヶ所に入れる事でビードが落ちます。

ホイールを裏返して反対側も同じようにビードを落とします。

 

次はホイールからタイヤを外します。

まずはタイヤの縁一周にビードクリームの代わりに

シリコンスプレーを吹きかけておきます。

次にホイールのリムにリムプロテクターを挟んで

タイヤレバーを2本使ってタイヤの縁を起こし

片側のレバーをスライドさせます。

予めリムプロテクターと工具にも

シリコンスプレーを吹いておくとスムーズに作業出来ます。

タイヤの1/3ほどが外れれば

あとは素手でタイヤを外せます。

 

残り半分も同じようにタイヤの縁に一周と

タイヤレバーにシリコンスプレーを吹いて

タイヤレバー2本をホイールとタイヤの間に差し込んで

このように足と手でタイヤレバーを広げれば簡単に外れます。

写真では付けていませんが

必ずリムプロテクターを付けてから作業を行います。

これでタイヤの脱着作業は完了です。

 

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