SUZUKI アルト F スパークプラグの交換 Vol.2 |
それではとりあえず普通に工具を差し込んで 反時計回りに回してプラグを外します。 |
スパークプラグ用のソケットだとマグネットや ゴムパッキンが付いているので このように外したプラグを底から回収する事が出来ます。 プラグを外したらエンジンのシリンダーまで 筒抜け状態になるので異物混入を防ぐ為にも 出来るだけ素早く新しいプラグを挿します。 |
普通の16ミリのソケットを使った場合は とりあえずプラグを最後まで回してネジ山から外れたら 先ほど抜いたイグニッションコイルを差し込んで引き抜くと このようにプラグを回収する事が出来ますよ。 プラグの取付の時にもこうやって新しいプラグを イグニッションコイルに挿してからエンジンに戻し 軽く回して仮止めしてからイグニッションコイルを抜きます。 |
新しいスパークプラグの取付は とりあえず素手でエクステンションバーを限界まで回します。 |
仕上げにラチェットハンドルを使って締め込みます。 新品のプラグはガスケットが潰れていないので プラグメーカーの指定では12mmサイズだと 基本的に1/2回転(180度)なんですが 例外のプラグも存在していて1/4回転(90度)のもあり LKR7ARX-Pのスパークプラグは例外の型番に ピタっと合わないので微妙です。 とにかく一定の力で締め込んでいくと 90度~180度の間で手応えが硬くなるので 少しでも硬くなったらそこで締めるのをやめます。 ちなみにプラグを再利用する場合は ガスケットが潰れている状態なので 1/12回転(30度)程度締めれば十分です |
プラグの取付が出来たらイグニッションコイルを挿して 逆の手順で元に戻します。 3本とも一気にまとめて作業するではなく 新しいプラグに交換したら一つ一つ元に戻した方が良いですね。 6気筒エンジンやV12気筒などシリンダーの数が多くなると どこまでプラグを交換したのか分からなくなるので こういうクセを付けておいた方が良いと思います。 軽自動車の3気筒エンジンと言えども 作業の途中で電話が掛かってくるかもしれないので 油断は禁物です。
今回はあえて、ほぼ新品である純正のイリジウムプラグから プレミアムRXプラグに交換しましたが その違いを体感する事は出来なかったです。 低回転域のトルクが太くなったと言えば そう思えなくもないのですが 空気圧を少し多めに入れた方が よっぽど車体が軽く加速するでしょう。 そのくらいの微々たる違いなのですが イリジウムプラグが標準のプラグとして採用された背景から このプラグもいずれは標準で搭載される日が 来るかもしれないですね。 着火させる性能は確実に良くはなっていると思うのですが 体感出来るかどうかはまた別の話ですね。 それでも高性能がプラグが装着されているというだけで なんだか気分が良いものです。 しかし、以上の事はAT(AGS)での話であって アルトワークスのMTでは エアコンを作動させて発進する時に クラッチを繋いだ瞬間のエンジンのストール感が 軽減されている事が分かりました。 |
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