SUZUKI アルト F ストラットタワーバーの取付 Vol.1 |
今回はアルトFにストラットタワーバーを取り付けます。 NAのアルト乗りなら誰もが 格安で世の中に出回っているターボRSやアルトワークス純正の ストラットタワーバーを移植しようと思うのですが 残念ながらワークスはストラットタワーの形状が違うというか タワーバー用のブラケットが車体に溶接されているので そのブラケットが無いNAのアルトには取付出来ません。 という事で今回用意したアイテムは カワイワークス(カワイ製作所)のフロントストラットバーです。 以前はダイハツ エッセのボディ補強パーツでお世話になりましたが お手頃価格でパーツを供給している良心的な会社です。 |
ストラットタワーバーストラットタワーバーの重量を量ってみると 固定するボルト類を含めて1701gだったので約1.7Kgでした。 車体に取り付ける為には シャフト部分と左右の青いブラケット部分を 予め分離しておきます。 |
それではさっそく作業編ですが 作業スペース確保の為に まずは前輪を浮かせてタイヤを外すので 左右の前輪ホイールナットを緩めておきます。 サイドブレーキはしっかり掛けておきますが 念の為に後輪にはクルマ止めを使うと完璧ですね。 |
整備書に書かれているフロントのジャッキアップポイントは クロスメンバーのセンターにあるボルトです。 |
このボルトですよ。 |
油圧ジャッキのお皿に分厚いゴムを敷いておくと ボルトにキズが付きませんよ。 |
ジャッキアップしてからフロントドアの下にある ジャッキポイントにウマをかましてホイールを外します。 このままでも作業は出来るんですけど 一応、安全管理という事でウマをかまします。 |
これでストラットタワーの裏側に 工具や手を伸ばす事が出来ます。 |
エンジンルームを開けて 濡れた雑巾等を使ってストラットタワー上部や ストラットタワーの裏側にある2つの穴のまわりを清掃しておきます。 |
ブラケットをストラットタワーに乗せて 付属のボルトを上から通します。 もう片方の矢印の所はボルトがブラケットに溶接されているので そのまま車体に突き刺すだけです。 |
エクステンションバーの長さが足りない場合は ディープソケットを付けて 出来るだけ長く延長させた工具にナットをセットして ストラットタワーの裏に突き出たボルトに固定しますが・・ ご覧の通り、緩み止めの加工がされたナットなので 締め付けると当然ですがボディが削れるので サビの原因になりますよ。 |
車体にキズを付けたくない場合は予め M8のワッシャーを用意してください。 こんな感じで手前の所には幅広ワッシャーが 窪みにピッタリ合うので使えますし 奥の穴は普通のM8ワッシャーがボディにピッタリ合います。 当然ですがこのワッシャーは車体の裏側に取り付けますよ。 |
最初は延長させたソケットを手に持って とりあえずナットを突き出たボルトに仮止めしてから ナットを工具で締め付けます。 車体を傷付けたくない場合はM8のワッシャーを ナットの先に付けて下さいね。 |
こんな感じに固定出来ました。 ボルトの長さにはほとんど余裕がないようですね。 |
ボルトが溶接されている側はこんな感じです。 こっちはボルトの長さに余裕がありますね。 見るからに狭いのが伝わってくると思いますが 楽に取り付けしたい場合はショックを外したついでに タワーバーを付けるのがベストですね。 |
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