SUZUKI GSX-S1000　エアフィルターの交換作業

今回はGSX-S1000のエアフィルターを交換する作業です。

まずは写真のように

燃料タンクを持ち上げる作業を行っておきます。

燃料タンクの持ち上げ作業の詳細はここのページで

掲載しているので今回は省略しますよ。

燃料タンクが持ち上がったら

エアクリーナーボックス周辺のプラスネジ10本を全て外します。

プラスネジが外れたらECUごとフタを車体右側に

開ける事が出来るのですが

完全にフタを取り外したい場合は

ECUを固定しているゴムバンドを外して横に避けておきます。

フタが外れたらｴｱフィルターが現れるので

プラスネジ2本を最後まで緩めたら

エアフィルターを取り外せます。

このプラスネジは走行中に万が一緩んで外れたとしても

エンジンに吸い込まれないような構造になっています。

ここでの注意点は4つのファンネルの中に

ゴミが入らないように注意します。

エアフィルターを外したら

固定していた2本のプラスネジをフィルターから外して

新しいエアフィルターの方に移設します。

スズキ純正エアフィルターの型番は13780-48K00です。

ごく希にエアクリーナーボックス側の溝に入っていたパッキンが

エアフィルター側にくっついてくる事があるので

外してエアクリーナーボックスの溝に取り付けます。

あとは逆の手順で元に戻していきます。

エアクリーナーフィルターを固定するプラスネジ2本の

規定締め付けトルクは1.5N-mです。

写真下の方にもフィルターがありますね。

これはブリーザーのフィルター（13788-48K00）ですが

下にある矢印の所にオイルが貯まっていたら

ブリーザーフィルターも汚れている可能性が高いので

パーツクリーナーを使ってブリーザーフィルターや

その周辺を洗浄しておきます。

エアクリーナーボックスのプラスネジを

元に戻す時は出来るだけ対角線上に

締めていくのが理想的ですね。

規定締め付けトルクは1.5N-mです。

あとは逆の手順でカバー類を元に戻せば作業終了です。