GSX-8R　カウリングの脱着 燃料タンク　Vol.3

次は燃料タンクを取り外す場合の作業です｡

燃料タンクに繋がっている全てのケーブルやホースを外しますが

黄矢印の燃料ホースだけは最後に外します｡

ドレンホースと似た針金のクリップで固定しているホースは

ブリーザーホースで

針金のホースバンドを下げてから

ドレンホースと同じ方法で抜き取ります。

針金のホースバンドは飛び出した部分を摘まんで開きながら

もう片方の手で反対側を下に降ろすように

アシストすると簡単ですよ。

それでは最後に燃料ホースを外しますが

ホースに残っているガソリンが垂れてくるので

下には分厚いウエスやペーパータオルを敷いておきます｡

まずは赤い部分を下げてロックを解除してから

青矢印のボタンが両脇にあるので

指で摘まむように押しながら抜き取ります｡

ガソリンが不意に垂れてこないように

しっかりペーパータオル等にしみ込ませます｡

ちなみに･･燃料タンクを持ち上げた時に

燃料タンク側の白い樹脂ホースからも

残ったガソリンが垂れてくる事がありますよ｡

最後に燃料タンクの後ろ側にある

ヒンジ部分の長い六角穴付きボルトを外します｡

これで燃料タンクを真っ直ぐ上に持ち上げてから

敷物を敷いた地面に置きます｡

取り付け時の締め付けトルクは10N-mです。

不意にガソリンを垂らさない為にも

このように燃料ホースにはペーパータオルを巻いておきます｡

ちなみに燃料タンク側にも持ち上げる前に

白い樹脂ホース部分にこのような処置をしておくと安心ですね｡

燃料タンクが外れたので様々な作業がしやくなりますが

GSX-8Rでは特に外さなくても良いのかなと･･

ちなみに燃料タンクを浮かせる時に

少し強引にドレンホースを引っ張ると

このように本来の位置からはズレるので

燃料タンクを取り付けた後に

下からドレンホースを引っ張って位置を修正しておきます｡

ドレンホースの末端部分にも白のラインが書いてあるので

下から引っ張って位置を修正しておきます｡