GSX-8R カウリングの脱着 燃料タンク Vol.2

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GSX-8R(EM1AA)フューエルタンクフロントボルト

次は燃料タンクの前方にある六角ボルトを外しますが

これで燃料タンクを浮かせる事が出来ます。

取り付け時の締め付けトルクは10N-mです。

 
GSX-8R(EM1AA)燃料ホースゴムバンド

とりあえず燃料タンク前方に適当な物を挟んで

少し燃料タンクを浮かせてから

燃料ホースを端に寄せているゴムバンドを外します。

プラスねじタイプのクリップですが

真ん中のプラスねじを回して半分程度抜くと

全体を外す事が出来ます。

ちなみにこのゴムバンドを外すと

燃料ホースが真下に垂れ下がるようになるので

燃料タンクを一次的に下ろしたい場合は

燃料ホースが下にあるコネクター類に突っかからないように

燃料ホースを横向きにしながら燃料タンクを下ろします。

 

何もしていない状態で持ち上げられる量は

200mmあたりが限界ですね。

このように木や発泡スチロールのブロックが使えますが

これでもドレンホースは

かなり無理をしている状態になります。

 
スズキ44560-23H00

スズキの純正工具を使って支える場合は

44560-23H00が200mm適度の持ち上げ量になりますね。

 
GSX-8R(EM1AA)燃料タンク持ち上げ

こんな感じでステムボルトに引っ掛けて

燃料タンクのネジ穴に通して使います。

ぶっちゃけ、この程度の持ち上げ量だと

作業をするのにはかなり苦労するので

点検程度しか出来ないと思います。

 
GSX-8R(EM1AA)ブリーザーホース

さらに燃料タンクの開口部を広げるには

もっとも長さがカツカツなドレンホースを外します。

 
GSX-8R(EM1AA)GSX-8R(EM1AA)ブリーザーホース取り外し

ゴムのホース類を外すのはそこそこ硬いので

このようなクリップリムーバーを使って

浮かせる(隙間を作る)と抜けやすくなるので

あとは左右に小刻みに回転させながら抜き取ります。

 
スズキ44574-35F00

これで最大量まで燃料タンクを立てられるようになったので

純正工具の44574-35F00が使えます。

 
GSX-8R(EM1AA)燃料タンク持ち上げ最大量

これでほぼ物理的に限界の開口量になるので

ほとんどの作業が行えますよ。

 

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