SUZUKI GSX250R フロントのブレーキパッド交換 Vol.2 |
取り外した古いブレーキパッドと新しいブレーキパッドを 同じ向きに並べて 金属プレートを新しいパッドに取り付けます。 |
金属プレートを移植する新しいパッドに予め 耐熱グリスを薄く塗って固着を防ぎます。 |
金属プレートを移植してから 古いパッドを見てピストンが当たった跡や キャリパーが当たった跡と同じ所に 新しいパッドに耐熱グリスを薄く塗っておきます。 あとパッドの飛び出し部分とか キャリパーの金属部分に当たる部分に耐熱グリスを付けると ブレーキのフィーリングが良くなりますよ。 ちなみにサーキット等を走る場合は熱でグリスが飛ぶので 耐熱グリスを塗ってもあまり意味がありません。 |
パッドを戻す前にキャリパーのピストンを 指で押しこんでスペースを確保します。 結構硬いので両手で押して下さい。 |
まずはピストンが当たる部分の 新しいブレーキパッドをセットします。 |
手前のパッドもセットします。 |
パッドピンを元に戻します。 ここでもブレーキパッドを上から少し押さえてあげると パッドピンがあっさり通ります。 |
パッド同士の隙間が大きく開くように パッドをキャリパーの両端に寄せます。 |
パッドの隙間にローターを差し込んで キャリパーを車体に固定し直します。 |
パッドピンにフタを取り付けるのを忘れないでね。 ただのフタなので強く締める必要はありませんよ。 |
最後の仕上げにブレーキレバーを数回握って 戻したピストンを押し出させます。 これで作業終了です。 |
価格をウリにしている純正パッドに 毛が生えたようなパッドもありますが これはさすがシンタードパッドという感じで 初期制動から立ち上がりが良い いわゆる「効きが良い」ブレーキになりますよ。 まるでダブルディスクのブレーキに替えたかのような感覚で ブレーキの効きが良いとブレーキレバーを 強く握らなくても止まってくれるので 別にサーキットを攻めなくても 普段の街乗りやツーリングの時にも バイクを走らせる疲労を軽減してくれます。 ちゃんと耐熱グリスを塗っていれば ブレーキ鳴きもありませんので安心してください。 パッドの当たりを付けるために 50Km前後の慣らしが必要ですが すでに数回ブレーキを掛けただけでも当たりの付いた 純正パッド並の制動力を発揮するので安心してください。 これを入れるだけでブレーキの印象が180度変わるので これほどコストパフォーマンスに優れたアイテムは無いと思います。 |
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