SUZUKI GSX250R ヘッドライトバルブの交換 Vol.1 |
今回はGSX250Rのヘッドライトバルブを交換します。 純正バルブが球切れした訳ではありませんが 高効率バルブに交換することによって 外灯の無い夜間の山道でも 良好な視界を確保するのが目的です。 様々な道路状況に対応する為にいつもは 色温度が4000K~4500Kのバルブを選びますが GSX250Rはヘッドライトの両脇に独立したLEDの車幅灯があるので LEDとの色温度の差を考えて今回はビジュアル重視で 高めの色温度のバルブを採用する事にしました。 自動車用のバルブという事で2個入りなので 1個は予備として持っていると2倍長持ちさせられますね。 今回用意したブツは PIAAのストラトスブルー 5500K(HZ401)です。 ハイビームが130W、ロービームが120W相当の明るさになります。 |
今回はこのシリーズで一番色温度が高い 6000Kのバルブ(HZ501)も同時に試してみましたよ。 5500Kよりもレンズの青色が濃くなっているので 5Wだけ暗くなって125/115W相当の明るさです。 |
GSX250Rにはハイビームとロービームが一体となった H4バルブが採用されています。 もちろん右端がGSX250Rの純正バルブです。 真ん中と左端のどちらかが6000Kと5500Kのバルブなんですが 見た目ではほとんど違いが分かりませんよね・・ |
それではバルブの取替作業編です。 あえてカウルを外さずに手抜き(最速)でバルブを交換してみます。 バルブの場所を目視出来る所はメーターパネルの両脇からと ヘッドライトの下あたりからのぞき込む感じになるので ほとんどが手探りで作業をする事になりますよ。 |
まずはヘッドライト下から覗いて だいたいの場所を把握しておきます。 まず始めに外すのはバルブに接続された黄矢印のソケットです。 その次に赤矢印のゴムカバーを外すと バルブ交換が出来る状態になります。 ちなみに水色の矢印は光軸調整をするネジです。 |
まずは車体左側にまわり メーターパネルの隙間から見るとこんな感じです。 手を突っ込んであの矢印のソケットを 車体後方に引っ張って外します。 フロントフォークが邪魔になるので ハンドルは左一杯に切っておきます。 |
H4バルブのソケットはそもそも硬いのですが GSX250Rのソケットはその中でも特に硬いので かなりの豪腕でないと外せませんよ・・ そこでちょっとしたテクニックとして 17ミリほどのスパナを使ってソケットを外します。 ソケットの両脇に段差があるのでそこにスパナを 引っ掛けて矢印のフレームを支点にして グイっと車体後方に押し出せば簡単に外れますよ。 出来るだけ両手を使って作業をして スパナをサポートしてくださいね。 |
ソケットが外れました。 ソケットの端に段差があるのが分かるでしょうか・・ そこにスパナを引っ掛けてください。 |
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