GR YARIS ドアスタビライザーのような物の取付 Vol.2 |
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まずは助手席側から作業を始めますが ドア側の方が貼り付ける面の形状が複雑なので 先にドア側にスライドクッションを貼り付けた方が 失敗しないと思います。 ドアストライカーが収まる所から下に向かって 平な所を探すと、ここになりましたが スライドクッションがギリギリ収まるくらいの幅でした。 ちなみにスライドクッションを貼り付ける向きも重要で 出来るだけスムーズにドアを閉められるようにするには ドア側は写真のように三角形の尖った側を ボディ側に向くように貼ります。 貼り付ける所には予めシリコンオフを使って 清掃しておきますが 最初は薄いテープを使って仮止めします。 |
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車体側にも同じようにスライドクッションを仮止めしますが ドア側のスライドクッションが ピッタリ重なる所に貼ります。 その場所を特定するのにもっとも簡単な方法は ドア側のスライドクッションの先端に指を付けて ゆっくりドアを閉めていくと、ボディ側に指が触れるので そこを起点にスライドクッションを貼り付けます。 これでドアを閉めて接触具合を確認しますが 最終的には軽い力ではドアが閉まらなくなります。 どれだけ強い力を使わないとドアが締まらなくなるのかで 接触具合を調整しますが 基本的に軽い力で締まらなくなった時点で ドアスタビライザーとしての効果はしっかり得られます。 より強い効果を得たい場合は よりクリアランスを削っていく事になりますが 最終的にはドアが閉まらなくなります。 |
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ドアストライカーの下側に貼り付けた助手席側は 最終的にはボディ側は4枚重ねたので4.4mm厚 ドア側は3枚重ねたので3.3mm厚になりました。 これはかなりカツカツの設定なので ドアスタビライザーとしての効果が出る厚みは ボディ側とドア側共に3.3mm厚でした。 |
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1.1mm厚の両面テープを4枚重ねると こんな感じになりました。 |
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運転席側でも全く同じ作業を行いますが ストライカー上部に貼り付けた場合は ボディ側、ドア側共に2.2mm厚の両面テープで カツカツのクリアランスになったので 2mm厚の両面テープだと1枚貼るだけで済みそうです。 |
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ちなみに・・シリコングリースを多めに塗ることで スライドクッション同士の 接地面を正確に把握する事が出来ます。 |
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ドア側とボディ側で三角の先端部分が向かい合うように スライドクッションを取り付けた場合もテストしましたが 確実に接地面積は減るものの メリットとしては、カツカツのクリアランス設定でも ドアの開閉が比較的スムーズに行える所でした。 これでもちゃんとドアスタビライザーの効果は得られますよ。 |
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仕上げにスライドクッション表面に シリコンスプレーを吹くと よりスムーズにドアの開閉が行えます。 |
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のちに助手席側のストライカー上と 運転席側のストライカー下にも追加しましたが 助手席側はスペースが狭いのでスライドクッションを ハサミでカットして使う事になりますね。 1ヶ所だけでも十分に効果を得られるのですが クリアランスはカツカツに詰めずに ある程度スムーズなドアの開閉ができる状態で 2ヶ所に設置して圧力を分散するのが 理想的かもしれませんね。 ちなみに車体からスライドクッションを剥がしたい場合は 先に両面テープからスライドクッションのみを剥がしてから 最後に両面テープのみを剥がした方が比較的簡単です。 |
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