スズキ車専用 ACC電源取り出しコネクターの製作

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電源取り出しコネクターのアイテム

今回はスズキ車共通の故障診断コネクター(6Pコネクター)から

ACC電源(プラス)とアース(マイナス)を取り出す

コネクターを作りますが・・

今現在、キタコから電源取り出しハーネス(756-9000220)が

販売されているので1から作る必要はありませんが

工作の一例として一応作り方を載せておきますよ。

使ったアイテムは左から・・

防水090型コネクターのオスメス(6P防水コネクターに付属)

MT型6P防水コネクター

エーモンの電源取り出しコネクター(E418)

0.75sqの配線コード(出来れば2色用意)

配線コードは2色の線がくっついたダブルコード

割いて使うと安く済ませられます。

電源取り出しコネクターも自作出来ますが

今回はコストよりも素早く作れる時間を優先しています。

慣れれば作るのに3分も掛かりませんよ。

 
配線コード

まずは適当に2色の配線コードを切ります。

最低でも50ミリほどの長さがあれば作れます。

セオリー的には赤がプラスに接続する線で

黒がマイナスになりますが

自分さえ分かっていれば同じ色の線でも何色でも良いです。

 

防水090型端子に付属の防水キャップを2個通し

配線コードの両端の被覆を3ミリ~5ミリ剥きます。

防水キャップの向きに注意して下さい。

 
電工ペンチ

被覆を剥くには電工ナイフ(カッターナイフ)を使いますが

写真のように電工ペンチを使うと素人でも簡単に剥けますよ。

バイクや自動車の配線で電工ペンチを使うなら

0.5sqのような出来るだけ小さい

配線コードを剥ける工具が適しています。

 
090型端子

配線コードの両端がオス・オスとメス・メスになるように

090型端子を圧着します。

圧着はラジオペンチでも代用出来ます。

 
6極コネクター

端子をコネクターに押し込みカチっとロックさせます。

ロックしない場合は端子の方向が間違っているので

180度回転させて差し込み直します。

赤の線が刺さっている所がACC電源(プラス)で

黒の線がマイナスのアースになるので

差し込む位置を間違えないようにします。

最後に防水キャップをコネクターに押し込んでおきます。

反対側のメスの端子も

オス側と全く同じコネクターの位置になるように差し込みます。

 
スズキ車用電源取り出しハーネス

仕上げにプラスとマイナスの配線ケーブルに

電源取り出しコネクターをペンチを使ってパッチンすれば

こんな感じに出来上がります。

この末端のギボシ端子に分岐ケーブルを刺せば

5Aを越えない限り無限に分岐出来ます。

5Aというのは車体側のヒューズを想定しての電流で

0.75sqのコード自体は、12Vで6.6A(80W)まで対応しています。

最近のスズキ車には必ず6Pの故障診断コネクターがあるので

全ての車種で使えるアイテムですよ。

 

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