SUZUKI ジクサー オイル・フィルター交換 Vol.1 |
今回は、ジクサーのエンジンオイルとオイルフィルターを 交換したいと思います。 オイル交換に必要なアイテムは・・ エンジンオイル(1L缶×1本) オイルフィルターを交換しても1L以内で済みます。 今回はホンダ純正オイルを使いましたが 2輪用のエンジンオイルなら何でも使えます。 オイルドレンガスケット(ワッシャー) 型番:09168-10L03 ジクサーのドレンボルトは普通の六角ボルトなので 純正のガスケットしか使えませんが 別途、フランジのオイルドレンボルト(M10 P1.25) を用意する事で一般的なM10~M12の オイルドレンワッシャーが使えるようになります。 オイルフィルターを交換する場合は・・ オイルフィルター(型番:16510-33G10) 内蔵タイプのオイルフィルターで 各メーカーから互換フィルターが発売されています。 Oリング大(型番:09280-54001) Oリング小(型番:09280-13010) 外蓋のOリングとオイルフィルターのOリングですが 1年程度の使用なら使い回しが出来ない事もないですね。 |
それではさっそく作業編ですが マイナスの気温の時以外では 特にエンジンオイルを暖める必要はないと思います。 ドレンボルトの真下にオイル受け皿を敷いてから ドレンボルト(14ミリ)を工具で少し緩めます。 |
工具で1周程度緩めたら後は素手で外します。 |
オイルの軌道はちょっとだけ後ろに角度が付いていますが ほぼ真下だと思って良いですね。 落ちてくるオイルの量は1L未満なので 適当にオイルを吸収する物を敷いておけば何とかなる量なので オイルを吸収し終わった吸着シートは 2~3重にしたスーパーのビニル袋に入れて捨てます。 |
ちなみにポイパック(廃油処理箱)をダイレクトに下に置いても 十分な高さがあるので問題ありません。 |
ポイパックの小でも2.5L分の吸収材が入っているので 廃油量が1L以下のジクサーでは 吸収材をオイル受皿に半分程度分ける事で2回使えますよ。 オイルを吸収した吸収材はスーパーの袋に入れて捨てます。 |
オイルがあまり出てこなくなったら 車体を傾ける事でさらに多くのオイルを搾り取れます。 オイルの着地点に注意する事と 力に自信がなかったら別にやらなくても良いですよ。 |
ドレンボルトを拭いて清掃してから 潰れたパッキン(ワッシャー)を外します。 潰れたパッキンはあっさり抜けないので ネジ山に沿って回して外します。 |
新しいパッキンを取り付けて車体に戻します。 パッキンには裏表があるので 平たい方をドレンボルト側に向けます。 |
ちなみにジクサーの純正ドレンボルトは 普通の六角ボルトなので頭が小さすぎて 一般的なM12のドレンパッキンを取り付けると このように隙間が空くので使えません。 |
フランジボルトを別途用意した場合は M12のオイルドレンワッシャーが使えました。 |
手で締まる所までドレンボルトを締めて 最後に工具で1/8回転ほど締め込みます。 締め付けトルクは18N-m程度ですね。 なぜか他のバイクのドレンボルトの方が サイズがピッタリです。 |