シグナスグリファス リチウムイオンバッテリーの取付 Vol.1 |
今回はシグナスグリファスのバッテリーを リチウムイオンバッテリーに交換します。 という事で今回用意したアイテムは プロセレクトのエコリチウムイオンバッテリー(LPT7HL-FP-BS)で 家にある全てのバイクに採用しているバッテリーです。 |
まずはシグナスグリファス純正バッテリーのGT7B-4ですが 重量を計ってみると2604gでした。 同じ125ccクラスのバイクでもMT車では もっとも小さいクラスのバッテリーを積むのに対し スクーターでは大きめなバッテリーを積むのが どのメーカーでも常識ですね。 その理由はおそらく遠心式CVTを採用しているスクーターでは エンジンの押しがけが出来ないからだと思われ バッテリーが弱るとエンジンを掛ける事ができなくなります。 |
リチウムイオンバッテリーの重量を計ると556gなので 約2Kgの軽量化が出来ます。 リチウムイオンバッテリーはよく軽量化の為に 交換すると思われがちですが 車体の中心にある物を2Kg軽量化したとしても 体感出来るかどうかは正直、難しいのですが それよりも鉛バッテリーよりも少し高い電圧を持っている特性や 負荷が掛かった時に電圧降下が起きにくいという特性から スパークプラグの火花が強くなる効能があるので 点火ミスが起きにくくなる事で エンジン本来の性能を引き出せます。 特に単気筒エンジンでは低回転域での点火ミスが トルクやレスポンスの低下に大きく影響するので 多気筒エンジンよりも加速フィーリングの違いが体感しやすいです。 なのでリチウムイオンバッテリーに交換する事は 軽量化とエンジンの点火系チューンの 2つの要素を持っています。 |
それでは早速作業編ですが まずはシートを開いてバッテリーカバーを外すので 4本のプラスネジを外します。 |
バッテリーカバーを真上にスライドさせたら バッテリーが現れます。 |
まずはマイナスの端子から外します。 初めて外す時は少し硬いので 8ミリのソケットレンチで外した方が良いのですが プラスドライバーで外す場合は嘗めないように しっかり押しつけながら回します。 |
最後にゴムカバーをめくってプラス側の端子を外します。 |
バッテリーを引き抜いて回収します。 |
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