YAMAHA シグナスX SR スタンドスイッチのキャンセル

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シグナスX SR 4型を納車したら最初にやっておきたい作業シリーズ。

今回はスタンドスイッチのキャンセルです。

スクーターに慣れている人なら問題がないのかもしれませんが

一般的なMT車に乗り慣れている人間の場合だと

バイクカバーを外したらすぐにエンジンを掛けて

暖機運転をしたいのですがスタンドスイッチによって

エンジンを掛ける事が出来ないのです。

発進する直前にならないとエンジンを掛けられないのは

どうしても許せないのでキャンセルしてみたいと思います。

シグナスX SRの場合、すでに↑の写真でも分かる通り

スタンドスイッチが剥き出しなので作業自体は超簡単です。

 

まずはスタンドスイッチの下側のプラスネジを完全に外してから

上側のプラスネジを緩めます。

 

このプラスネジには緩み止め剤がたっぷり塗ってあって硬いので

ネジ穴にしっかり合う大きめのプラスドライバーを使って

車体に押し当てながら回します。

 

上側のネジが緩んだらセンサーのスイッチ部分が

スタンドに触れないように下に傾けます。

そうすると車体のカバーに当たるので、カバーを少し広げて

カバーの中にスタンドスイッチを入れます。

その状態で上側のプラスネジを締めて仮止めしておいて

スタンドがセンサーのスイッチ部分に触れないかどうか

スタンドを動かして確認してからネジを本締めします。

 

ネジ一本だけの固定だと信頼性が低いので

さらにタイラップを使って確実に動かないように固定します。

これで作業終了です。

 

ちなみにスタンドスイッチをキャンセルする事は

万人にはお進め出来ません。

クラッチを切ってギアを入れてからアクセルを捻るという

走る為に3つの工程が必要なMT車とは違い

スクーターでは、アクセルをただ捻っただけで走ってしまうので

不意にアクセルに触れてしまい

バイクだけを走らせてしまう可能性があるからです。

普段からエンジンが掛かっている状態では

右側のグリップには触れないように注意する必要があり

サイドスタンドのしまい忘れにも十分注意する必要もあります。

 

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