HONDA CT125 エンジンオイルの交換 Vol.1 |
今回はモCT125のオイル交換を行います。 オイル交換に必要なアイテムは・・ エンジンオイル1L缶×1本 高性能な100%合成油を使う事で 冷間時でもエンジンの回転フィーリングや シフトチェンジのフィーリングを最良な状態に保てます。 必要なエンジンオイルの量は0.7Lです。 M12のドレンワッシャー(純正型番:90407-259-000) M12のワッシャーなら使えるので 純正品でなくても問題ありません。 あとは廃油を捨てる為の廃油ボックスを用意しました。 ちなみにCT125にはオイルフィルターが無く クランクケースを外すと オイルフィルターの代わりにストレーナー(網)が付いています。 日常整備ではストレーナーを清掃しなくても良いです。 |
まず始めにやっておきたい作業としては CT125では0.7Lしか廃油が出ないので 2.5Lまで対応している小さい廃油ボックスでも 余裕で3回分は使えます。 という事で、適当なビニール袋2枚と 廃油ボックスとで綿を三等分にします。 これで一つの廃油ボックスでオイル交換を3回行えます。 ビニール袋でオイル交換をする場合は 念の為、ビニール袋を3重にして使った方が良いですね。 別にオイル交換に使わなくても サラダ油を捨てるのにも使えますけどね・・ |
サイドスタンドを使ったとしても 廃油ボックスが下に入るスペースがあるので オイル受け皿を使わなくても作業が出来ますよ。 今回はサイドスタンドで作業を行いますが センタースタンドを使っても良いです。 どちらが良いのかは後ほど説明します。 ちなみにオイル交換作業は全て車体の右側で行えます。 |
CT125のエンジンオイルのドレンボルトはこれです。 似たようなボルトがすぐ横にもありますが あれはテンショナーのプッシュロッドが入っている所です。 銅ワッシャーが使われているので見分けが付きますね。 |
それではドレンボルトを緩めますが CT125にはアンダーパネルが装着されているので 17ミリのディープソケットを使った方が作業がスムーズです。 |
工具を使うのは最初の1周程度で 後は素手でドレンボルトを外します。 ビニール手袋やニトリル手袋を使うと手が汚れません。 |
エンジンオイルが出てきました。 オイルの勢いが無くなってポタポタ落ちるようになったら 車体をサイドスタンドとは反対側に傾けると さらにオイルが落ちてきますが 腕力に自信がない場合はやらなくて良いですよ。 この傾けてエンジンオイルを搾り取る作業は サイドスタンドを使っていないと出来ない小技です。 |
ドレンボルトのワッシャーを新品に付け替えます。 ちなみにワッシャーには裏表があって 丸い面と平たい面がありますが 丸い面をエンジン側に向けて取り付けます。 どっちに向けてもオイルは漏れなかったので あまり気にしなくても良いです。 |
ちなみにサイドスタンドを使ってオイル交換をすると 車体が片側に傾いているのでここまでオイルが垂れてしまいます。 なので廃油ボックスは車両に対して 横に向けて設置した方が良いですね。 |
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