CT125 シフトポジションインジケーターの取付 Vol.3 |
ABSモジュールからの速度情報は この白/赤線に通っていますよ。 とりあえず作業性を高める為に コネクターのツメを押して外します。 |
目的の線を少し横に広げてから 小さいタイプの配線コネクターを使ってパッチンします。 配線コネクターには向きがあるので 間違えないように・・ ちなみにシフトポジションインジケーターにも 配線コネクターが付属していますが 大きいタイプなので使い難いです。 |
配線コネクターのもう片方に シフトポジションインジケーターの白い線をパッチンします。 こんな感じで白い配線が上向きになるように接続する事で 防水のゴムカバーを戻した時に自然になりますよ。 |
これで配線が全て完了したので キーを捻って正常に動作するかテストします。 カウントダウンが始まってLが表示されれば とりあえず問題はありません。 |
後は逆の手順でヘッドライトを元に戻していくだけです。 ちなみに速度情報の白い配線は目立つので こんな感じで3パイの細いコルゲートチューブを取り付けると 配線が目立たなくなりますし 紫外線等からの保護にもなりますよ。 |
ヘッドライトの中に配線が多くなってくると だんだんとレンズ部分が閉まりにくくなりますが もっとも浅い黄色の斜線の所には配線がいかないようにする事と 出来るだけヘッドライト奥(中心部分)の一番深い所に 配線を寄せるとスムーズに閉まります。 |
それでは最後にシフトポジションインジケーターに学習させます。 メインスタンド(センタースタンド)を立てて 車体に跨がりエンジンを掛けて後輪を空回させます。 もちろん実際に走行させながら 学習させる事も出来ますが エンジン回転数を一定に保つ必要があるので 1Kmほどの長いストレートの道が必要です。 エンジンを掛けると シフトポジションインジケーターが学習していない時は 「L」の文字が表示されます。 |
それからしばらく経つと「1」の文字が表示されるので 1速に入れて3500回転あたりまで回して一定に保ちます。 |
一定時間が経つと「2」が表示されるので 2速に入れて同じように3500回転ほど回して一定に保ちます。 それを4速まで行います。 このシフトポジションインジケーターは 社外品の5速ミッションまで対応しているので 5まで表示されますが 同じように4速で3500回転あたりで 一定に保っていればそのうち終わります。 |
ちなみにニュートラル時には このようにマイナスが表示されます。 あと、加速をしてすぐの半クラッチ状態でも マイナスが表示されますが正常ですよ。 表示するレスポンスやシフトポジションの正確さは 一般的な純正のシフトポジションインジケーターと遜色なく ちゃんと使えました。 あと、存在しない5速に入れようとする事も完全に防げるので CT125の走行をかなり快適にしてくれるアイテムだと思います。 |