という事でドラムブレーキ部分を取り外しました。

ちなみに矢印の金具は簡単に外れるので

取り外す時に落下させないように注意して下さい。

予め先に外しておいても良いですね。

まずはコキッと折りたたむように片側のシューを起こして

そのまま逆側に倒すように外します。

シューが外れました。

汚れていたらブレーキクリーナー（パーツクリーナー）を

吹きかけて先に清掃しておきます。

新しいシューの可動部分というか

擦れ合う所に薄～く耐熱グリスを塗っておきます。

出来るだけ薄く塗らないとシューの摩擦材の所に飛ぶと

ブレーキの効きが悪くなってしまいますよ。

2つのシューを近づけて付属のスプリングを取り付けます。

新しいシューを取り付けます。

このように片側を引っ掛けてスプリングを伸ばして

もう片方に引っ掛けます。

後輪にドラムブレーキを戻す前に

ドラム内もダストで汚れていたら

ブレーキクリーナーを吹きかけて清掃しておきます。

ドラムブレーキを元に戻して

後は逆の手順で元に戻すだけです。

ちなみに最後のアクスルナットの

締め付けトルクは59N･mくらいで

だいたい車体がギリギリ持ち上がらないくらいの力です。

ぶっちゃけ純正のシューでも

十分強力な制動力を発揮するので

キタコのシューに変えても

効きの違いがほとんど変わらないのですが

ノンフェードという名前からしても

耐熱温度は純正よりも高いと思われるので

フェードに対する安心感は得られるシューだと思います。