HONDA クロスカブ110 リアショックの交換 その2 |
今回はクロスカブ110のリアショックを交換しますが 前回が舗装路用の少し硬めのショックだったのに対し 今回は主にオフロードに特化した柔らかめの 乗り心地の良いリアショックに交換したいと思います。 という事で用意したブツは SP武川のクロスカブ110用リアショック(06-04-0091)で 2本セットで売られています。 4パターンのカラーから選べますが 一番大人しいブラック・メッキを選びました。 |
純正リアショックの重量は1249gでしたよね・・ |
SP武川のリアショックは1392gでした。 純正よりも100gほど重くなっていますが スプリングの外径は純正とほとんど同じなんですが スプリングの奥に見えるショックの部分が太くなっているので ガスあるいはオイルの容量を稼いでいるようですね。 |
舗装路面用に取り付けたYSSのハイブリッドショックと比べると ネジのピッチは370ミリなので全長はほぼ同じですね。 SP武川のショックは純正ショックと同じくらい スプリングの自由長がありますが 巻数は純正ショックより少なくなっているのが特徴です。 |
スプリングのプリロードはYSSショックと同じく 5段階で調整出来るようになっています。 ネジ穴部分も片側にオフセットされているタイプなので 様々なスイングアームに対応できるようになっています。 |
取付作業に関しては 前回のYSSショックの所で詳しく説明しているので ここでは飛ばしますよ。 |
左:SP武川付属のワッシャー 右:純正ワッシャー 補足みたいなもので言うと・・ SP武川のリアショックにはショック上部に噛ませるワッシャーが 2枚付属しているのですが 違いは若干SP武川の方が外径が小さくなっています。 |
試しにSP武川のリアショックに 純正のワッシャーを使ってみると 矢印の角に干渉してしまいます。 まあ、ワッシャーを上に持ち上げながら ナットを固定すれば純正ワッシャーでも使えしたけどね・・ |
付属のワッシャーだとこのように余裕があります。 なので付属のワッシャーが無くても 取付出来ない事は無いのですが 作業性が良くなるので使った方が良いですね。 |
という事でSP武川のリアショックが取付出来ましたが 見た目はカスタムしたのが分からないくらい自然なんですが 肝心な乗り心地は純正ショックを上回った印象で 特にオフロードの未舗装路面でショックを大きくストロークさせた時に その違いがより大きく出ると思います。 クロスカブ110の純正ショックも乗り心地は良いのですが ショックが抜けたようなコシの無い柔らかさだったのに対し SP武川の方は減衰力の立ち上がり方に より高級感があるというか容量を感じますし 純正ショックよりも底付きが起こりにくいので デコボコな未舗装路でより性能の違いを発揮出来ます。 スプリングのプリロードを固めれば シャッキっと感もある程度は出せるので オフロードを走らない場合でも YSSよりSP武川の方がより万人にお勧め出来る感じですが ちなみにCT125用のYSSリアショックは SP武川の乗り心地を少し上回っています。 |