HONDA クロスカブ110 オイルフィルター交換 Vol.2 |
次はオイルフィルターを交換します。 下に敷いていたオイルの受皿やポイパックを移動させてから 六角ボルトを2本外してキャップを外します。 フタには常にバネ圧が掛かっているので 片方の手でフタを押さえながらボルトを外すとスムーズですよ。 |
ボルトを外して押さえていたフタを少し緩めると 下からオイルが流れてきますが オイルを余計な所に垂らさないようにうまくフタを外します。 |
フタが外れるとこんな感じで オイルフィルターにバネが刺さっているので外します。 |
オイルフィルターを適当な物を使って取り外します。 写真では端にひっかけてますが 真ん中の穴から持ち上げるように手前に持って来た方が早いです。 |
オイルフィルターが入っていた所を キッチンペーパーやウエスで拭いて清掃しておきます。 |
オイルフィルターキャップのOリングを新品に交換します。 ここのパッキンにも軽く1周ほど オイル(廃油)を塗っておくと安心ですね。 |
新しいオイルフィルターを用意します。 |
新しいオイルフィルターを突っ込んでから スプリングを挿してフタを元に戻し 左右のボルトを均等に数回に渡って締め付けます。 オイル漏れが起これば少し増し締めすれば済む話なので くれぐれも強く締め付け過ぎないで下さい。 |
次はオイルを注ぎます。 |
計量カップに200mL分を移してから 1缶を全て入れれば0.8Lなんですが・・ |
道具を使うのがめんどくさい場合は適当にオイルを注いで フィラーキャップのレベルを使います。 まずは先端部分のゲージの部分を拭いてから ねじ込まずに車体に差し込んでから抜きます。 アミアミの部分にオイルがあればOKですが アミアミの真ん中から上限の間に納めるのがベストですね。 |
という事でエンジンオイルとフィルター交換の作業が完了しました。
低排気量のバイクはオイルの1L缶がたった1本で済むので 高性能な100%合成油のエンジンオイルを使う事をお勧めしています。 特に外気温の低い冬場では エンジン始動時の低温時の動作が 部分合成油や、ましてや鉱物油とは全く違い まるで暖機してオイルの温度が上がっているかのような 滑らかなエンジンの回りや シフトチェンジ時のスムーズな動作を得られますよ。 100%合成油のオイルはサーキット等の過酷な環境で 使うオイルのように思われがちですが オイルの温度が低い状態でもそこそこエンジンをブン回す 通勤で使っているバイクも エンジンにとってはサーキットに匹敵するほどの過酷な環境な訳で 広い温度領域で適切な粘度を保つ事が出来る 100%合成油の性能が発揮出来る環境だったりします。 |
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