GR COPEN バッテリーの軽量化 Vol.3 |
それではバイク用のバッテリーを設置しますが 片手で設置できるくらい軽いので ぎっくり腰になることはないと思います。 樹脂製の受け皿を外したので 床面からの衝撃を吸収する為にも バッテリーの床を覆える200×200mmサイズの スポンジのクッションをバッテリーのサイズに合わせて ハサミでカットしてから敷きました。 |
今回はバッテリーを固定するのに結束バンドを使います。 出来るだけ太い方が良いのですが 今回は7.6mm幅の結束バンドを使い 2本繋げて使うので最低2本使いますが ガチガチに固定する場合は計4本使います。 予めバッテリーの底を潜れるように 結束バンドの全体を折って 内側に曲がるクセを付けておきます。 |
結束バンドを通して固定し プラス側からターミナルを接続します。 結束バンドでしっかり固定するコツは バッテリーの角の部分に 2本の結束バンドのつなぎ目が来るように取り付けると 隙間をカツカツに出来るのでしっかり固定する事が出来ます。 床面に摩擦抵抗の高いスポンジを敷いた事で 結束バンドは写真の横方向に1箇所だけでも バッテリーは動かないのですが さらに信頼性を高めるなら縦向きにも結束バンドを追加します。 あと、結束バンドを先に通してからバッテリーを置いた方が 結束バンドを通す難易度が下がりますよ。 |
ちなみにプラスのターミナルにあるカバーは 固定出来なくなるので 結束バンドのリピートタイを使って固定します。 |
結束バンドで固定する補足として・・ 横向きには比較的簡単に通りますが 縦に結束バンドを通す方が難しいのですが 配線ガイドを使って結束バンドを迎えに行くと簡単に通せますよ。 |
結束バンドのロック部分を真下に降ろして 配線ガイドの輪っかに引っ掛けます。 |
こんな感じで簡単に通せます。 |
これはあっても無くても良いのですが・・ バッテリーステーに固定されていた電流計を固定する為に 150mm程度の長さの M6の穴が空いたL型アルミステーを用意しました。 内側の面にステーと同じ幅の 強力な両面テープを貼ります。 別にL型ステーは短くても良いのですが 長いとそれだけしっかり両面テープで固定出来ます。 |
両面テープを使ってバッテリーにステーを貼りますが 結束バンドの内側に通します。 車体の前方側には電流計を付けるので 10mm程度隙間を空けて固定します。 他のケーブルは結束バンドを使って バッテリーを固定している結束バンドに固定します。 |
するとこんな感じに仕上がりましたが バッテリーを固定している結束バンドに 結束バンドを使ってケーブル類を固定すれば良いだけなのですが アルミステーを使って電流計を固定した事で 何となく見た目がスマートに見えますよね・・ バッテリーを外す事によって起きる問題としては 運転席側のオートパワーウィンドウ機能がリセットされるので 元に戻すには最大まで窓を開けてから 窓を最大まで締めると位置が記録されて オートパワーウィンドウの機能が復活します。 ちなみに・・ エンジンルームを軽量化した事で ステアリングを切った瞬間のレスポンス・・ 特にS字コーナーのような左右に切り返す時には 鼻先の軽さがより体感しやすいと思います。 多少は軽くなった事で加速性能にも有利に働くのですが バッテリーの性能が落ちると 確実にスパークプラグの点火力にも影響するので それにより失火が増える事で低回転域のトルクや 加速性能が落ちます。 なので車体が軽くなったプラスの部分と スパークプラグの失火によるマイナス部分によって 加速力的にはプラマイがゼロになります。 なのでバイク用バッテリーと合わせて バッテリーの電圧降下を防ぐコンデンサや 点火力そのものを強化するアイテムの装着をお勧めします。 |
ちなみにバッテリーステーのボルトが固定されていた ストラットタワーにあるネジ穴は M8の短い適当なボルトで穴埋めするか 黒のアルミテープを貼って埋めておきます。 |