GR COPEN トランスミッションオイルの交換 Vol.1 |
今回はGRコペンのトランスミッション(ギア)オイルを交換します。 取説ではギアオイルの交換サイクルは 10万Km毎を推奨していますが 性能が高いオイルに交換する事で 良好なシフトフィールが長続きするので 早々に交換したいと思います。 今回用意したギアオイルは100%合成油の カストロールのTRANSMAX MANUAL TRANSAXLE(75W-90)で GRコペンには1.25L必要なので2缶使います。 それとオイルドレンボルトと注ぎ口にもボルトがあるので 26mmのドレンパッキンを2枚使います。 廃油が1Lちょい出るので2.5Lのオイルを処理出来る バイク用のオイルポイパックも用意しておきます。 |
まずはギアオイルを温めますが ギアオイルはとても硬いオイルなので 作業がスムーズに進むかどうかは オイルが温かいかどうかが重要なので 夏場だと直射日光に当てておくだけで良いのですが 冬場だと特にオイルが硬くなるので ストーブの前に置いたり、湯煎をして 触っても火傷をしない程度に温めておきます。 |
ギアオイルを温めている間に車体側で準備をしておきます。 ギアオイル交換は車体左側のフロントので行うので 車体の前輪をカースロープを使って持ち上げるか 車体左側の前輪をジャッキアップだけしておき ボンネットを開けておきます。 |
車体のフロント部分から下に潜ると ギアオイルのドレンボルトが見えるので まずは油性マジックでボルトからトランスミッションにかけて 真っ直ぐ線を引いて初期位置を記録しておくと 取付時の締め付けすぎを防げます。 トルクレンチを使って規定トルクで締めたとしても ドレンパッキンにオイルが付着すると 締め付け過ぎてしまう事があるので 線を引くのが一番確実です。 |
24ミリの工具を使ってドレンボルトを1週程度緩めます |
下にオイルの受け皿を敷いて ソケットを直接手で回してドレンボルトを外します。 |
オイルが出てきましたが せいぜい1L程度なのですぐに終わります。 |
ドレンボルトのパッキン(ワッシャー)を新品に交換します。 |
素早くオイルを拭いてドレンボルトを取付直します。 |
次はギアオイルの注ぎ口のボルトを外しますが こちらにも予めマジックで線を引いておきます。 |
ここも24ミリの工具を使いますが 工具の可動範囲が制限されますし 少し遠いので長めのハンドルを使った方が良いですね。 |
とりあえずこれでギアオイルを注ぐ準備が整いました。 |
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