GR COPEN キャンバーボルトの取付 Vol.1 |
今回はGRコペンのフロントタイヤに キャンバー角を付けたいと思います。 適度にキャンバー角が付く事で ステアリングを切った時のタイヤと路面との接地面積を増やし より曲がりやすくすると同時に タイヤの外側の角だけが先に削れる偏摩耗を防ぎます。 という事で今回用意したアイテムは スズキ純正部品のアジャストボルト(49791-65H01)で 各メーカーごとに用意されている部品ですが 今回は在庫で持っているスズキ用のを流用します。 軽自動車は基本的に部品の流用が出来る所が多いので ダイハツ車にも使えます。 |
それでは作業編ですが 車体のフロント側を持ち上げるので 持ち上げる側のホイールのナットを少しだけ緩めておきます。 |
油圧ジャッキか車載のパンタジャッキを使い フロント側のサイドシルにあるジャッキポイントを使って タイヤが少し浮くまで持ち上げてからホイールを外します。 |
ショックアブソーバーとナックルを固定している 2本のボルトのどちらかを キャンバーボルトに入れ替えますが 今回は上側のボルトを入れ替えたいと思います。 |
そこそこ硬いので出来るだけ長い 17ミリの工具を2本使ってボルトナットを外しますが 下側のボルトナットも ショックが動く程度に緩めておきます。 |
キャンバーボルトに差し替えてナットを取り付けます。 |
キャンバー角が最大までしっかり付くように ブレーキローターの上側を足で押しながら 上下のナットを締め付けます。 規定締め付けトルクは95.7N-mです。 |
あとはホイールを仮付けしてから 車体を降ろし本締めしますが 2回に分けて対角線上に103N-mで締め付けます。 もう片側も全く同じ作業を行えば作業完了です。
キャンバー角が付いた事で トーインを付けたような効果が出るので ハンドルの直進生は高くなるのですが その分ハンドルが重くなっている事を体感出来ると思います。 次はそのトーイン効果を打ち消す為に フロントのトー角をトーアウト側に調整したいと思いますが 直進性が高い事を望むなら 別にやらなくても良い作業です。 |
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