GR COPEN フットレストの制作 Vol.2

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アルミ板

フットレストの形状が完成したら

次は金属の板を使ってスチロールを補強します。

今回は厚み0.3ミリのステンレス板(300×225)を使いましたが

アルミ板だと0.5ミリ厚のを使います。

ステンレス板だと表面が鏡のようにテカテカしていますが

アルミ板だと表面が曇っているので光が反射しにくい素材です。

どちらも万能ハサミがあれば簡単にカットできますよ。

 

金属の板をフットレスト表面の形状に合わせて

万能バサミを使ってカットします。

ちなみに・・足の置き心地を良くする為に

手前側に広がった形状をしていますが

手前でもシューズによっては足が干渉してしまうので

写真よりももう少し幅は狭めにした方が良いですね。

狭める幅は足のサイズによっても変わってきますが

写真のは26.5センチの足のサイズに合わせて作っています。

狭めと言っても床面のマジックテープの面積は

しっかり確保したいので

実際には端をぺちゃんこに潰す感じになります。

 

カットした金属板の裏側に強力な両面テープを貼り

フットレストに貼り付けます。

 

床面との段差を無くすために角を潰しますが

スチロールなので適当な工具で押し込むだけで潰れますよ。

フットレストを車体に設置した後でも

足に干渉した場合は後からでも

こんな感じで工具で潰して低く調整します。

 

これでほぼ完成なんですが

スチロール部分が剥き出しだと

足に触れただけでも削れてしまうので

仕上げにスチロール部分を

黒のアルミテープを貼り付けて補強します。

まあ、余った金属板を貼り付けても良いんですけどね。

 
GRコペン(LA400)自作フットレスト

これで自由な位置に設置出来るフットレストが完成しました。

 
GRコペン(LA400)自作フットレスト設置

車体に貼り付けるとこんな感じに仕上がりました。

市販のフットレストでは位置を調整する事が出来ませんが

これだと個人の体型に合わせて

自由に前後に動かす事が出来るので

自分の体に合わせたドラポジを追求する事が出来ます。

 

クラッチペダルとのクリアランスも

大きく取れているので操作性にも問題ありませんでした。

 

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