GR COPEN 13インチホイールの装着 Vol.1

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GRコペン(LA400)13インチホイール仕様

今回はGRコペンに13インチホイールを取り付けますが

ホイールによっては取付出来ない事があったので

その対処法を行ってみたいと思います。

 
GRコペン(LA400)純正ホイールとの比較

まずは16インチから13インチに落とす事で得られるメリットですが

・タイヤ代もホイール代も安い。

・エアボリュームが大きいので乗り心地が良くなる。

・インチが小さくなればなるほど重量が軽くなる。

主にこの3つの理由でインチダウンさせていますが

もちろんデメリットもあり

・タイヤが分厚いのでコーナーリング時にタイヤが捩れやすい。

・タイヤの銘柄があまり選べない。(特にスポーツ系のタイヤ)

以上が主なデメリットです。

それでもサーキットや山道をアクセル全開で走らなければ

全く問題が無いので

街中の走行では積極的に小さなホイールを使う事で

タイヤ代や燃費向上によるガソリン代など

ランニングコストを大幅に削減出来ますよ。

 
13インチホイール重量

まずは軽量化についてですが

GRコペンの純正BBSホイール(16インチ4.5J+45)は

タイヤ付きで約12.5Kgでした。

13インチのタイヤ(145/80)の重量は

銘柄によっても違いますが

一般的な5銘柄のタイヤを調べた結果、4.6Kg~5.4Kgでした。

(スタッドレスタイヤは約6Kgあります)

もっとも安くて軽いスチールホイール(13インチ4.5J+35)は約4.5Kg。

一般的なアルミホイール(13インチ4.5J+35)は約5.2Kg。

よくスタッドレスタイヤとセットで売っているような

安物のアルミホイール(13インチ4.0J+35)は約5.3Kgでした。

つまり、重めのアルミホイールと重めのタイヤを履いたとしても

約10.7Kg程度なので

GRコペンの鍛造BBSホイールと比べると

1本あたり2Kg近い軽量化が出来る事になります。

1本あたり2Kg程度の軽量化では

さすがに燃費に与える影響は小さいのですが

ブレーキの初期制動力の立ち上がりの鋭さや

走り始めの軽さは体感する事が出来ますよ。

 
GRコペン(LA400)ツライチまでの距離

次はGRコペンの純正BBSホイールを使って

フェンダーまでのタイヤの飛び出し具合を調べてみました。

 

左:フロント  右:リア

完全に平たい路面で調べない限り

正確な数値は出ないのですが

フロント側はおおよそ8ミリほど余裕があり

リア側は20ミリほど余裕がありました。

ビジュアル的にはリア側に20ミリほどの

ワイドトレッドスペーサーを噛ましたくなるのですが

リア側のトレッドを広げると

コーナーリング時の限界は高くなるものの

その状態でテールが流れると

スピンする回転速度も速くフロントを巻き込む挙動になり

扱いにくい車両になってしまうのでお勧め出来ません。

なので走りを重視する場合は

トレッドを広げるにしても

このノーマル時の前後トレッドの比率を維持させるか

フロント側のトレッドだけを広げる方がお勧めです。

 
GRコペン(LA400)純正BBSホイール逃げ

ちなみにフロント側をツライチにする為に

10ミリ~15ミリのワイドトレッドスペーサーを取り付けたい場合

GRコペン純正のBBSホイールは

ハブボルトの逃げがかなり浅く取付出来ないので

逃げの大きな社外品アルミホイールを履くか

短いハブボルトに取付直す必要がありますね。

 

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