HONDA CBR650R リア ブレーキパッドの交換 Vol.2 |
取り外したパッドと新しいパッドを同じように並べて ピストンが当たった丸い跡と キャリパーが当たった跡を参考にして 当たらしいパッドに耐熱グリスを薄く塗っておきます。 写真では分かりやすいように厚く塗っていますが 飛散しないように薄~く塗ります。 |
逆の手順で新しいパッドをキャリパーにセットします。 パッドをスライドさせた時に引っかかったら キャリパーを奥から手前に向かって押しながら入れます。 パッドの端がキャリパーの奥に しっかり入っていないとパッドピンの穴の位置がズレるので ピンが通らなくなるので注意してください。 |
とりあえずパッドピンをローターあたりまで通して 手前のパッドを仮止めしておき キャリパーの六角ボルトを締めておきます。 パッドは常に板バネから下に押されているので パッドを上に指で押し込みながらパッドピンを通します。 |
奥のパッドもセットしてスライドピンを 最後まで固定し直せば作業完了です。 パッドが通らない場合はキャリパー本体を 奥に向かって強く押し込むとピストンが戻るので 分厚い新しいパッドでも通るようになります。 |
仕上げにブレーキペダルを数回踏み込んで キャリパーのピストンを押し戻しておきます。 |
SBS 881HFのインプレッション |
想定通り、881HFのセラミック素材のパッドは 純正のパッドと比べて ブレーキの効きがかなり甘くなりました。 SSに乗った事がない方は リアブレーキがほとんど効かなくなる事に 恐怖を感じるかもしれませんが SSの車両ではこれが普通です。 激しいブレーキングだと リアタイヤがほとんど接地しないので 9割はフロントタイヤだけで止めます。 リアブレーキの制動力が高いと ブレーキペダルに足が触れるだけで 簡単にリアタイヤがロックしてしまうので 車体が不安定になってしまいます。 CBR650RにはABSが付いているので そこまでシビアになる必要はありませんが 制動力を落とした事で 激しいブレーキング中でもリアブレーキの コントロールが容易になります。 |
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