HONDA CBR650R フロント ブレーキパッドの交換 Vol.1 |
今回はCBR650Rのフロント側のブレーキパッドを交換します。 ブレーキパッドは消耗品ですが 今回はCBR650RをよりSSに近づけるべく 高い制動力を発揮するフロントブレーキにする為に 積極的に交換したいと思います。 という事で用意したアイテムは SBS(キタコ)の940HS(777-0940020)で シンターメタル素材のパッドです。 CBR650R(CB650R)では4枚(2セット)使います。 |
それでは作業編です。 車体右側のパッドから交換していきますが まずは2本の六角ボルト(14ミリ)を外します。 |
トルクレンチを持っていなかったり 締め付けに自信が無い場合は締め付け過ぎを防ぐ為に 予めマジックでボルトからキャリパーに向かって 線を引いておきます。 |
ちなみにここのボルトには 緩み防止剤が塗ってあるので 整備書では再利用せずに 新品のボルト(型番:90123-MJP-G50)を使うように推奨しています。 |
ボルトが外れたらキャリパーをローターから抜いて ホイールに当てないようにそーっと外します。 |
キャリパーを裏返して まずは適当な工具を使って両方のパッドを テコの原理で押し込んでピストンを押し戻します。 写真のはエーモンの内張はがしを使っていますが 先が少し曲がった工具の方が押しやすいです。 |
ピストンが戻ってパッドが端まで移動したら どちから片方のパッドの上部を倒します。 |
先ほどピストンを押し戻した使った工具を使って パッドの奥側を押して中心に移動させます。 |
あとは手でパッドの両端にある飛び出し部分を 手前に引くと抜けます。 |
片方のパッドが外れたら 残りのパッドは簡単に外れます。 |
キャリパーの中が汚れていたら ブレーキクリーナー(パーツクリーナー)を吹いて清掃しておきます。 ちなみにパッドが外れにくい理由は 奥にある金具が板バネとして機能しているので 常に手前にパッドを押しているからです。 |
ブレーキホースに負担を掛けない為にも とりあえずキャリパーを元の所に仮止めしておきます。 |
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