HONDA CBR650R フェンダーレスキットの取付 Vol.1 |
今回はCBR650Rにフェンダーレスキットを取り付けします。 と言ってもまだCBR650R自体が発売されて間もないので フェンダーレスキットの種類も少なく 価格もそこそこするような物が多いという事で・・ 今回用意したのは アディオ(adio)のフェンダーレスキット(CB250R用)です。 テール部分がほぼCBR650R(CB650R)と同じ CB250R用のを使う事で見た目も良く しかも安く仕上げたいと思います。 純正のリフレクターを流用するタイプと プラス1000円でスリムリフレクターが付属しているタイプがありますが 今回用意したのはスリムリフレクター版です。 |
まずはアディオのフェンダーレスキット(CB250R用)の 重量を量るとリフレクターキット込みで548gでした。 |
CBR650R純正のリアフェンダーは1296gでした。 つまりフェンダーレスにする事で748gの軽量化が出来ます。 様々な車種のリアフェンダーを外してきましたが 748gはそこそこ大きい数字だと思うので マスの集中化にも大きく貢献してくれますね。 |
ちなみに右側の付属しているスリムリフレクターはスチール製なので 125gほど重量がありますが 左側のデイトナのリフレクターキットはアルミ製なので ほぼ半分くらいの重量増で済みますよ。 軽量化に拘るのなら スリムリフレクターが付属していない 安い方のフェンダーレスキットを買って デイトナのリフレクターキットを別途用意した方が良いですね。 |
今回、CB250R用のフェンダーレスキットを付けるにあたり 必ず必要なのがこのような何処にでも売っているステーで この写真のステーは長さが約100ミリ、幅15ミリ、厚みが3ミリほどで 8ミリの穴に繋がった6ミリの長細い穴が空いているのが特徴です。 このステーを使う事で無加工で CB250Rのフェンダーレスキットを取り付ける事が出来ますが 好みの自由な長さのステーを使う事で 好みの見た目に出来るので あくまで取付の例としてこのステーを使いたいと思います。 最適なステーの幅は出来るだけ細い方が好ましいですが まあ言うても15ミリが限界の細さだと思います。 厚みは3ミリ以上あった方がブルブルする揺れを抑えられます。 2ミリ厚のステーだと2枚重ねる事でほとんど震えなくなります。 写真のはステンレス製ですが 黒塗装のスチール製の方が目立たなくなるので より自然に車体とマッチングしますよ。 |
車体側にステーを固定するにはM8のボルトを通すので 8ミリの穴が空いている必要があります。 しかし、フェンダーレスキット側の穴は6ミリなので 片側が8ミリ、もう片側が6ミリの穴が空いたステーが理想的ですが 先ほど紹介したステー以外にそんな物はありませんでした。 穴あけ加工が出来る環境ならば写真のように 6ミリ穴のステーを買って片側の穴を8ミリに広げるのもアリですね。 |
あともう一つ用意して頂きたいのがM8のスペーサーです。 左右で2個使うのですが大概のスペーサーは 2個セットで売られています。 純正のリアフェンダーを外すと ネジ穴のまわりに隙間が出来るので この穴を埋めるには4~5ミリの高さのスペーサーが必要です。 フェンダーレスキットにもスペーサーが付属しているのですが M6サイズなので使えませんでした。 穴の直径は17.5ミリなので それ以下のスペーサーを選ぶ必要があります。 M8のワッシャーで代用が出来れば良いのですが 通常サイズのワッシャーは17.5ミリ以上あるので入りません。 ちなみにスペーサーはより長い物を取り付ける事で テールランプとステーとの干渉を避けられるので より車体にくっつけてフェンダーレスキットを固定出来ます。 今回は10ミリの高さのスペーサーを使って取付しました。 |
あと、ナンバー灯に関してですが・・ 付属の貼り付けるタイプのナンバー灯が使えるのは テールランプの下にナンバープレートが来るように フェンダーレスキットを車体にベタ付けして固定した場合だけです。 少しでも車体からナンバープレートが飛び出している場合は 別途、ナンバー灯を用意する必要があります。 付属のナンバー灯はまず使えないと思っておいた方が良いのと このナンバー灯がある事で フェンダーレスキットの設置場所の自由度が一気に広がります。 |
それではさっそく作業編です。 まずはリアシートを外してから ここのキャップボルトを外してメインシートも外します。 |