HONDA CBR650R クイックシフターの取付 Vol.3

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燃料タンクを起こした状態で横から覗くとこんな感じで

この青いコネクターとクイックシフターを接続します。

 

防水の為にダミーのコネクターが刺さっているので

矢印の所を摘んで抜きます。

ダミーのコネクターは大事に保管しておいてください。

 

フレームの裏を通して

クイックシフターのコネクターを上まで持っていきます。

ちょうどここにコネクターが通る隙間が空いていますよ。

 

クイックシフターのコネクターを

パチっと音が鳴るまで押し込んで車体に接続します。

 

クイックシフターのケーブルは汎用品かと思うくらい長いので

付属のリピートタイを使って束ねて

近くにある適当なケーブルと一緒に固定します。

 

仕上げに付属の結束バンドを使って

クイックシフターのケーブルに取り付けたブッシュ部分を

車体のケーブル類に固定しますが

最短で配線しようとすると

シフトダウンをする時にケーブルが接触するので・・

 

クイックシフターからのケーブルが真っ直ぐになるように

固定した方が良いですね。

後は燃料タンク等を逆の手順で元に戻せば作業終了です。

 
CBR650Rクイックシフター

クイックシフターの挙動とインプレッション

まず始めにクイックシフターを動作させるには

1%でもアクセルを捻っている必要があるので

アクセルオフ時ではシフトペダルだけの操作ではシフトアップ出来ません。

どうしてもアクセルオフ時にシフトアップしたい場合は

従来通りクラッチレバーを握る必要があります。

逆に言うとアクセル全開状態でもシフトアップが可能になるので

シフトアップ時にいちいちアクセルを戻さなくてもいいので

かなり右手の負担が減るので疲労を軽減出来ます。

ここがクイックシフターを使う大きなメリットの一つだと思います。

シフトペダルを押し上げた瞬間にシフトアップするので

ペダルを戻す動作はゆっくりでも問題ありませんでした。

シフトアップした時の感覚としては

クラッチレバーを使わずにシフトアップしたのと全く同じ感覚なので

同社のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)のように

ニュートラルの時間が存在しない感じでした。

CBR650Rは電子スロットルではないので

シフトダウン時には今まで通りクラッチレバーを使う必要があり

あまりクイックシフターの有り難みや恩恵を

受けられないようにも思えるのですが

シフトミスやギア抜けが起こるのはシフトダウン時ではなく

シフトアップ時という事で

クイックシフターを採用する事で

それらをほぼ100%防ぐ事が出来ます。

CBR650Rで良く起こる1速~2速にシフトアップする時に

ニュートラルに入る現象は

クイックシフターだとかなり起きくくなりますが

それでも回転数が低い領域ではそれが起こりやすいので

気をつけないといけないですね。

何よりアクセル全開状態でどんどんシフトアップしていけるのは

クイックシフターでしか味わえない爽快さだと思います。

 
 
 
 
 

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