HONDA CBR650R ドリブンスプロケットの交換 Vol.1

HOME - GARAGE - CBR650R - Driven sprocket

CBR650Rの520コンバート

今回はCBR650Rのチェーンを525から520サイズにコンバートする

3つの作業の中の2つ目の作業で

今回はドリブン(リア)スプロケットを交換します。

作業工程は単品でのリアスプロケット交換と同じです。

 
CBR650Rドリブンスプロケット

今回用意したドリブン(リア)スプロケットは

サンスターのRH-113-44で、520サイズの44Tです。

純正の42Tより2T分増やす事でローギヤード化して

よりレーシングなギア比にしてみます。

アマゾン と 楽天市場の価格を参考にして下さい。

ちなみにCBR650Rの純正チェーンと同じ525サイズの

アルミ製のドリブンスプロケットはありません。

 
CBR650R純正ドリブンスプロケット

まずはCBR650Rの純正ドリブンスプロケット(42T)を

量ってみると668gでした。

CBR650Fではサンスター製でしたが

CBR650RからはRK製に変わっていて

より攻めた肉抜き加工によりかなり軽量になっています。

 
CBR650R用アルミ製ドリブンスプロケット

今回取り付けるサンスターのRH-113-44(44T)は275gでした。

という事で393gの軽量化が出来ますね。

 
CBR650Rアクスルナット

それではさっそく作業編です。

後輪を外すのでまずはリアのアクスルナット(27ミリ)を緩めます。

アクスルシャフトがナットと供回りして緩まらない場合は

反対側にあるアクスルの頭(22ミリ)を押さえながらナットを緩めます。

 
CBR650Rリフトアップ

メンテナンススタンドを使って後輪を浮かせます。

 
CBR650Rブレーキロッカー

ちなみにブレーキロッカーを使ってフロントブレーキを

掛けた状態で持ち上げるとより安定した状態になりますし

持ち上げてからの安定感も増します。

フロントブレーキを掛けなくても後輪を持ち上げられますが

車体が後ろに動きながら持ち上げる感じになります。

 

とりあえず12ミリの赤矢印のロックナットを緩めてから

10ミリの黄矢印のアジャスターを適当に緩めて

車体左側も同じようにアジャスターを緩めておきます。

 

こんな感じですね。

先にこうしておく事で純正よりも歯数の多いスプロケットを取付しても

チェーンをスムーズにスプロケに引っ掛けられますし

後輪を取り付ける時にも

アクスルシャフトが通りやすくなります。

 

先ほど緩めたナットを完全に外して

矢印のアクスルカラーも外しておきます。

 

車体左側からアクスルシャフトを抜いて

後輪を地面に落とします。

後輪を少しだけ支えてあげると

アクスルシャフトに後輪の重みが乗らなくなるのですんなり抜けます。

写真では足の甲を使って下から後輪を支えていますよ。

 
CBR650Rリアアクスルシャフト

アクスルシャフトが抜けました。

 

とりあえず先にチェーンをスプロケットから外して

スイングアームに引っ掛けておきます。

後輪を少し前に押すと簡単に外れますよ。

 

後輪を後ろに転がしていくと

ホイールとブレーキキャリパーが接触するので・・

 

接触する手前でブレーキキャリパーを

スイングアームから抜いて外します。

 

キャリパーを手で持ちながら

後輪を車体の外まで転がします。

隙間が結構ギリギリなので

後輪を斜めにしないと外れないですよ。

作業に慣れていない場合は

スイングアームに適当なウエスを敷いて

ブレーキを一端置いてから両手で作業してください。

あと、予めナンバープレートを外しておくと作業性が良くなりますよ。

 
CBR650Rスイングアーム

後輪が外れたらブレーキホースに負担を掛けない為にも

アクスルシャフトだけを元に戻し

そこにキャリパーを通して仮止めしておきます。

 

Vol.1 > Vol.2 > Vol.3