HONDA CB250R フロント ブレーキパッドの交換 Vol.1 |
今回はCB250Rのフロント側のブレーキパッドを交換します。 ブレーキパッドは思いっきり消耗品なので いつかは交換しないといけないパーツなんですが 今回はよりブレーキ性能を向上させる為に パッドが磨り減ってなくても積極的に交換したいと思います。 という事で用意したアイテムは SBS(キタコ)の940HS(777-0940020)で シンターメタル素材のパッドです。 |
まずは2本の六角ボルト(14ミリ)を外します。 ボルトには緩み防止剤が塗られているので 最初は硬く抵抗があります。 ちなみにトルクレンチを持っていない場合や 締め付けに自信がない場合は ボルトからキャリパーに向かって マジックで短い線を引いて印を付けておきます。 |
ちなみにボルトには緩み防止剤が塗られているという事で 整備書では一度このボルトを外すと再利用せずに 新品のボルト(型番:90123-K94-T00)を使うように推奨しています。 |
ボルトが外れたらキャリパーをローターから抜き取ります。 この時にホイールにぶつけないように注意します。 |
ローターを裏返すとこんな感じでパッドが固定されています。 |
まずはパッドを外すのでスペースを作る為と 新品のパッドを取り付ける準備を行う為に マイナスドライバー等の適当な工具を使って 両側のパッドを押して両側のピストンを きっちり端まで押し戻します。 写真の内張はがしのような角度の付いた工具だと テコの原理を使って簡単にパッドを押せますよ。 |
ピストンを戻したら片側のパッドを真ん中に移動させると そのまま手前に抜けるようになります。 パッドは常に板バネによって奥から押されているので 少しパッドを奥に押しながらパッドを移動させます。 手でパッドが動かない場合は 先ほどの内張はがしを使ってピストン側から テコの原理を使って押すと簡単に移動させられますよ。 |
片側のパッドが外れたらもう片方は簡単に抜けます。 |
パッドが外れたらキャリパーの中を確認して ブレーキダストで汚れていたら ブレーキクリーナー(パーツクリーナー)を吹きかけて 清掃しておきます。 |
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