HONDA CB250R フロント ブレーキパッドの交換 Vol.2

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取り外したパッドのピストンが当たった丸い跡を参考に

当たらしいパッドに耐熱グリスを薄く塗っておきます。

写真では分かりやすいように厚く塗っていますが

飛散しないように薄く塗ります。

 

あとパッドの突起部分もキャリパーの金具等に触れるので

耐熱グリスを薄く塗っておく事で

ブレーキのフィーリングが向上します。

 

後は逆の手順で新しいパッドを取り付けます。

パッドは少し斜めに挿してから

少し奥に押し込みながらピストンの所にセットします。

 

両側のパッドが取付出来たら

そのパッド同士の隙間にローターを通して

キャリパーを固定し直します。

ボルトの締め付けトルクは30N・m程度で問題ないと思います。

パッド同士の隙間が狭くてローターが隙間に入らない場合は

適当な工具を使ってパッド同士の隙間を広げます。

 

最後の仕上げにブレーキレバーを数回握って

押し戻したキャリパーのピストンを

元に戻しておきます。

とりあえず30~50Kmは走らないと

パッドに当たりが付かないので本来の性能は発揮しませんよ。

 
SBS-940HS

SBS 940HSのインプレッション

HSの摩擦材はストリート用のスポーツパッドという位置づけなので

低温時の効きが悪い等の欠点が特になく

バランスよく純正パッドを上回る性能を発揮してくれます。

ブレーキレバーを握った瞬間の初期制動から

純正パッドよりも力強い制動力が立ち上がるので

社外品のブレーキパッドに変えた感を

しっかり感じる事が出来るパッドだと思います。

スポーツ走行時の耐フェード性が上がった事よりも

純正パッドよりも少ない力でレバーを握っても止まるので

普段乗りやツーリング時の

指の疲労を軽減できる事が一番有り難いです。

 

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