HONDA ADV160 ウインドスクリーンの交換 Vol.2

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ADV160(KF54)ミラーとスクリーンのクリアランス

スクリーンの交換が出来たので

ハンドルを左右一杯に切って

ミラーとの干渉を確認しておきます。

まずはスクリーンの高さ設定をローにしましたが

ミラーとの距離はかなりあるので全く問題が無いですね。

 
ADV160(KF54)ミラーとスクリーンの干渉

次はスクリーンの高さ設定をハイにしてみると

ミラーとほんの数ミリだけ干渉しましたね。

これはミラーの飛び出し量を小さくする為に

若干アームを車体前側に固定していた事で起きたのですが

やはりスクリーンの全長が伸びた事で

純正スクリーンと比べると

ミラーとの干渉は起きやすくなっているようですね。

 
ADV160(KF54)ミラー根元

一般的なミラーの固定位置だと干渉は起きないのですが

もしミラーとの干渉が起こった場合は

ミラー根元のゴムカバーを上に移動させて調整を行います。

 
ADV160(KF54)ミラー固定位置調整

14ミリのスパナを使って土台部分を抑えながら

上側にあるナットを14ミリのスパナを使い緩めて

ミラーを干渉しない位置に移動させてから

上側のナットを締め付け直します。

 

これは純正スクリーンにも言えるのですが

ハンドガード(ナックルガード)を付けている場合は

スクリーンの位置がロー設定だと干渉すると思った方が良いので

スクリーンの固定位置は

ハイ設定のみでの運用が基本になりますね。

 
ADV160(KF54)ENDURANCEロングウインドスクリーン正面

実際にロングスクリーンで走ってみると

高い位置の設定ではヘルメットの大部分に

風圧が掛からなくなるので

低速域からしっかり高い風防効果を得られました。

スクリーンを低い位置に固定して走っても

体に風圧が掛かる量はわずかでした。

 
ADV160(KF54)ENDURANCEロングウインドスクリーン真横

横からロングスクリーンを見てみると

スクリーンの先端部分の形状が車体前方側に反っている事で

空気をより跳ね上げるのでスクリーンの面積に対して

よりも大きな風防効果を得られる形状になっていますね。

 
ADV160(KF54)ハイスクリーンの最高速度

左:ハイ設定     右:ロー設定

空気抵抗の違いを確認する為の走行テストを行いましたが

体型に応じたベストなスクリーンの高さ設定にした場合は

純正スクリーンと比べて

約2Km/hほど最高速度が伸びたので

空気抵抗が軽減される事が分かりました。

純正スクリーンではハイ設定の方が

最高速度が伸びたので空気抵抗が少なかったのに対し

エンデュランスのロングスクリーンでは

ロー設定の方が空気抵抗が少ない事が分かりました。

もちろん乗る人の体の大きさによっても変わるのですが

小柄な体格の方ではよりロー設定の方が

空気抵抗を軽減出来ると思います。

つまり、スクリーンの全長が伸びた事で

最高速度付近ではロー設定でも

ヘルメットあたりまでしっかりカバーが出来る

風防効果を得られるようになった事を証明していて

ハイ設定では余計に風を大きくはね除け過ぎた事で

ロー設定よりも空気抵抗が増えてしまったようですね。

 

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