HONDA ADV160 マルチバーの取付 Vol.1 |
今回はADV160にマルチバーを取り付ける作業ですが ADV専用物に限らず様々なマルチバーを試します。 スマホホルダーやカメラのマウントなど すぐ目の前の手の届く所に設置したい場合は マルチバーを使うのがベストですね。 まずはもっとも無難なADV150用のマルチバーからですが デイトナのマルチマウントバーFE(16754)で シャフト部分は中空のスチール製です。 |
ADV150用のマルチマウントバーFEを仮組みしましたが バーとステー類を全て合わせると333gでした。 純正のボルトと入れ替えて固定するので 実際には333gから純正ボルト2本分の重量が差し引かれます。 |
次は先ほどの黒いマルチバーの高級バージョンで アルミ製のバーが採用されている デイトナのマルチマウントバーSC(91695)です。 これはADV用ではなく 主にPCX用のマルチバーですが取付する事が出来ました。 ちなみにこのPCX用にも スチール製のFE版(94923)がありますよ。 |
PCX用のマルチマウントバーSCの重量は バーがアルミ製という事もありますし ステー自体も短いので総重量が220gとかなり軽量でした。 ちなみにスチール製のFEの シャフト部分のみの重量は214gでした。 |
次はクロスカブ110のマルチバーも ADV160に取付する事が出来たという事で デイトナのクロスカブ110専用マルチマウントバーFE(96113)です。 写真はアルミ製のSCですが現在は販売されていないので 黒いスチール製のFEは継続して販売されています。 |
クロスカブ110用のマルチマウントバーSCは PCX用と比べるとステーが長い分だけ重くなっています。 |
それでは作業編ですが 今回のような作業がもっとも危険というか 作業が単純で簡単な時こそ 事故が起こりやすい傾向があるので 物を落としても車体に傷が付かないように 分厚い敷物を下に敷いておきます。 |
マルチバーを固定する場所は ハンドルバーの左右にあるブレーキレバークランプの ボルトを抜いてマルチバーを固定します。 ちなみに今回のようなマルチバーではなく オフロード車によく付いている左右のハンドルバーを繋ぐ ブレースバーを取り付けるという選択肢もあるのですが ADV160のハンドルバーは太い28.6mmの規格な事と 細くなっている両端には ブレーキマスターシリンダーのリザーバーがあるので 取り付けられるブレースバーは かなり限られてくると思います。 |
まずはマルチバーの両端に付属のステーを緩く仮止めしますが ハンドルバーの絞り角に合わせて なで肩のような感じになる方向にステーを固定します。 |
あとはスペーサーを通しクランプにボルトを固定するだけですが ステーが少し動く程度に仮止めします。 |
左右全体を仮止め出来たら マルチバーがなるべく水平になるように 位置を調整してから全体のボルトを本締めしますが クランプの規定締め付けトルクは12N-mです。 まずはPCX用のマルチバーを固定しましたが ステーが短いので下側に固定すると高めの位置になりますね。 あと、今回はマルチバーをステーの手前側に固定していますが ステーの裏側に固定する事で 少しだけですがマルチバーとの距離を調整出来ます。 |