HONDA ADV160 マルチバーの取付 Vol.2 |
次はADV150用のスチール製のマルチバーを取り付けしますが アルミ製のSCとの違いは キャップボルトではなくフランジボルトが付属している為 キャップボルトを覆うタイプのワッシャーが無い分だけシンプルです。 |
ADV150用のマルチバーをクランプの下側に固定すると こんな仕上がりになりましたが PCX用のステーより長いので より低い位置にマルチバーを固定出来ますね。 あと、スチール製のマルチバーは L字型のステーが両端に溶接されているので バーを固定する向きを変える事で バーとの距離を大きく変更出来ます。 |
ちなみにADV150用のマルチバーをクランプの上側に固定すると より高い位置に固定出来ます。 |
次はより沢山の機器を取付する為や 長距離の旅にも対応出来るように クランプの上下両方にマルチバーを固定してみます。 |
上側がPCX用のマルチバーで 下がADV150用のマルチバーだとこんな感じになります。 |
次は上側がクロスカブ110用のマルチバーで 下側がPCX用のマルチバーを固定してみました。 基本的にデイトナのマルチバーは バー自体はどの車種でもサイズは同じで アルミ製かスチール製の2タイプしかありませんが ステーの形状が車種によって違うので 出来るだけ2本のマルチバー同士の距離を 離れさせるステーを使う事で 互いに干渉せずに機器を固定出来ます。 ちなみに他の車種のマルチバーも色々試しましたが ブレーキレバークランプに固定するマルチバーは ステーの曲げ角度が ハンドルの絞り角度に合わないと取付出来ません。 |
マルチバーを生かす為にも とりあえずスマートフォンを固定できるようにします。 今回用意したスマホホルダーは ミノウラのiH-220-S(SMクランプ仕様)の スタンダードサイズ(22.2mm~28.6mm)です。 家のロードバイクからリッターバイクまで 全ての二輪車に採用しているスマホホルダーで ADV160のハンドルバー(28.6mm)にも ダイレクトに取付する事が出来ますし マルチバー(22.2mm)にも固定出来ます。 |
まずはスマホホルダーを スマホのサイズに合わせて組み立ててから 付属のリング状の樹脂をマルチバーに巻いて そこにクランプを挟んでスマホホルダーを固定します。 ADV160の太い28.6mmのバーに固定する場合は リング状の樹脂は使わずに 付属の薄いゴムシートをハンドルバーに巻いてから クランプを最大まで広げて固定します。 |
基本的にクランプは予め緩めの設定にしておいて バーに固定した後からネジを締めて クランプの締め具合を調整します。 スマホホルダーの盗難を防止したい場合は 少し強めにネジを締める事で 素手でクランプを外せなくなりますが 締めすぎると壊れるので 途中でクランプを実際に外したりして 硬さを確かめながら締めます。 基本的にSMクランプは手で脱着が出来る仕様ですが 軽量LWクランプの方は工具を使わないと外せないので 盗難防止を目的とするならこっちを選んだ方が良いですね。 |
スマホホルダーを取り付けても マルチバーのスペースにはまだまだ余裕があります。 写真ではスマホホルダーと同じ軽量なアルミクランプを採用した ミノウラのカメラマウントを取り付けていますが アクションカム等で走行を録画する時でも 上側に固定したマルチバーを使う事で メーターパネル等に映像が被らない 適切な位置で固定出来ます。 高さがあるカメラマウントを使う事でも カメラの高さを確保出来ますが マルチバー自体を高くして低いカメラマウントを使った方が よりカメラの取付剛性を確保出来るので映像がブレにくいです。 |