HONDA ADV160 エンジンオイル交換 Vol.1 |
今回はADV160のエンジンオイルを交換する作業です。 まず、オイル交換に必ず必要なアイテムは・・ 1Lのエンジンオイル缶×1本 JK型PCXでは0.8L必要でしたが ADV160では細かく指定されているので ドレンボルトからオイルを抜いた場合は0.75L必要で ストレーナーの所からオイルを抜くと0.85L必要です。 あと、0.85Lの廃油を処理出来る容量の オイルポイパックが必要ですね。 |
最も小さいオイルポイパックでも2.5L分ほど処理出来る事から 最大でも0.85L程度しか廃油が出ないADV160では 吸収材をスーパーのビニール袋に分けると 3回分に分ける事が出来ます。 スーパーのビニール袋だとオイルが漏れる可能性があるので 必ず2~3重にして使います。 あと、オイルポイパックを使わずスーパーのビニール袋に もっとも安い部類のキッチンペーパーを大量に入れて 廃油を吸収させるのもアリですね。 |
それではオイル交換作業を始めますが ADV160では一般的な黄矢印のオイルドレンボルトから オイルを抜く方法と オイルフィルターの役目を果たしている赤矢印の ストレーナー(オイルストレーナースクリーン)の所から オイルを抜く2通りの方法があります。 ストレーナーの所の方が 0.1Lほど多くオイルを抜く事が出来る事や ストレーナー(網)が詰まるとトラブルの原因になるので いずれはストレーナーを外して清掃する必要がある事から ドレンボルトは利用せずに 毎回、ストレーナーの所からオイル交換をする方が確実ですね。 |
オイルドレンボルトを外した場合は ドレンボルトのワッシャー(294109-12000)の 12ミリのアルミワッシャーが必要になりますし ストレーナーを外した場合は Oリングパッキン(91303-K0R-V01)のパッキンが必要です。 今回はキタコのOリングパッキン(OH-13)を使っています。 アルミワッシャーは必ず新品に交換する必要がありますが Oリングパッキンは使い回しが出来たりするので 年に2回くらいオイル交換をする頻度なら 2回に1回くらいの交換頻度でも問題が無かったりします。 ただ、1年に1回程度の交換頻度なら Oリングパッキンでも毎回新品に交換した方が良いですね。 |
それではストレーナーの所から オイル交換をする作業を行いますが エンジンオイルを暖める為のアイドリングは 氷点下になるくらいの寒い季節でない限り 必要無いと思います。 それよりも走ったすぐ後にオイル交換をするのは 火傷をするリスクがあるのでお勧めしません。 まずは17ミリの工具を使って1~2周ほどカバーを緩めます。 |
オイルポイパックをダイレクトに敷くか 高さがないので作業性が良いオイル受け皿を下に敷いてから ソケットをダイレクトに持ってカバーを緩めていきます。 オイルで手を汚したく無い場合は 適当な使い捨ての手袋を使います。 |
キャップには常に軽くバネ圧が掛かっているので 外れる時はボコっと一気に外れます。 |
パーツがバラバラにならないように スプリング等をキャップと一緒に掴んで抜き取ります。 |
とりあえずキャップの中に貯まっているオイルを 逆さにして抜いておきます。 |