HONDA ADV160 エンジンオイル交換 Vol.3 |
それでは基本のドレンボルトの所から オイル交換をする方法もさらっと触れておきます。 まずドレンボルトを12ミリの工具を使って 1~2周ボルトを緩めます。 |
廃油ボックスをダイレクトに下に敷くか オイル受け皿を敷いてから素手でボルトを外しますが まれにエンジン側にアルミワッシャーがくっつている場合があるので ボルト側に落としておきます。 |
オイルフィラーキャップを外す事で大気圧が掛かり より勢い良くオイルが抜けますが そもそも1L未満の廃油なので 特に何もしなくてもすぐにオイルが抜けます。 |
新しいアルミワッシャー付け替えます。 |
オイルがほとんど垂れてこなくなるまで待ちます。 |
垂れたオイルをさっと拭き取ってから ドレンボルトを元に戻しますが とりあえずソケットをダイレクトに持って 締められる所まで締めます。 |
仕上げにハンドルを付けて締め付けます。 締め付けトルクは24N-mですが ワッシャーとエンジンの接触部分に油が付着していると オーバートルクになる場合があるので 1/4回転以上は締め付けないようにします。 |
最後にエンジンオイルを注ぐので 車体右側にあるフィラーキャップを外します。 |
PCXでもそうですがそこそこ奥に注ぎ口があるので ラジエターカバーを外さないと作業がしずらいです。 |
ラジエターカバーを外さずにオイル交換をする場合は 20センチほどのノズルが付いたじょうごを使うか 何ならノズルのみでも使えます。 |
ノズルを注ぎ口に刺すとこんな感じになります。 |
予めエンジンオイルを計量カップに分けますが ドレンボルトからオイルを抜いた場合は0.75L必要で ストレーナーの所からオイルを抜くと0.85L必要なので 今回はストレーナーを外したという事で 0.15L分を軽量カップに分けました。 ちなみにこの0.15~0.25Lの残ったエンジンオイルは トランスミッション(ギア)オイルとして 使い回す事で有効利用できますよ。 |
残った1L缶のエンジンオイルを全て注ぎます。 これでエンジンオイル交換作業は完了ですが 残ったエンジンオイルを有効利用するなら このままギアオイルの交換作業を行います。 |