テストドライブ日記 日産 ノート e-POWER Vol.2

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もしかしてフロントヘビーなんじゃねーの?

エンジンルーム内には、1.2Lエンジンとモーターユニットが

ぎゅうぎゅう詰め状態で搭載されていたので

12Vのバッテリーは車内の予備タイヤを収納する所に

移動させられていた。

そのくらいフロント部分には重いものが詰まっているので

フロントヘビーによる旋回時の影響は試乗するうえで

重要なポイントの一つとして注意深く

ステアリングを切ったのですが、思ったより自然というか

サスペンションのセッティングによって上手く料理されていたようで

フロントの重さは特に感じませんでした。

しかし、実際の数値として見たくなったので

ノートの全てのエンジングレードの車検書を確認してみた所・・

EM57+HR12DE(e-POWER)

前前軸重:780Kg 後後軸重:430Kg 車両重量:1210Kg

HR12DDR(スーパーチャージャー)

前前軸重:690Kg 後後軸重:400Kg 車両重量:1090Kg

HR12DE(グレード:X・メダリスト)

前前軸重:640Kg 後後軸重:400Kg 車両重量:1040Kg

モーター駆動のe-POWERでは、過給器付きのエンジンよりも

さらに90Kgも重く、やっぱりフロントヘビーと言うべきでしょうか・・

もちろん、同じノート同士で乗り比べれば

フロントの重さは感じるのかもしれませんが

少なくともフロントタイヤを酷使しない街乗り程度の走りなら

その重さを感じる事はありませんでした。

むしろ、その重さによってトラクションが良くなっているので

加速時に寄与している事は間違いないですね。

 

100%モーター駆動なのでトランスミッションは積んでいません。

シフトノブはリーフと全く同じ物がついていて

動かした後は定位置に戻るトヨタのプリウスと同じ感じですね。

操作性的には、非常に先進的な印象を受けますが

パーキングブレーキは電動式ではなく

昔ながらの手でレバーを持ち上げるタイプなんです。

ここがノートだなって思わせる残念な所なんですけど

そのおかげでスピンターンが出来るので

ジムカーナを楽しむ事が出来そうですね。

あと、写真には写っていませんが

非常に重要なドライブモードの切り替えボタンが

シフトノブとサイドブレーキとの間にあり

押しにくいというか、分かりにくい所にありました。

 

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