エンジンルーム内には、1.2Lエンジンとモーターユニットが
ぎゅうぎゅう詰め状態で搭載されていたので
12Vのバッテリーは車内の予備タイヤを収納する所に
移動させられていた。
そのくらいフロント部分には重いものが詰まっているので
フロントヘビーによる旋回時の影響は試乗するうえで
重要なポイントの一つとして注意深く
ステアリングを切ったのですが、思ったより自然というか
サスペンションのセッティングによって上手く料理されていたようで
フロントの重さは特に感じませんでした。
しかし、実際の数値として見たくなったので
ノートの全てのエンジングレードの車検書を確認してみた所・・
EM57+HR12DE(e-POWER)
前前軸重:780Kg 後後軸重:430Kg 車両重量:1210Kg
HR12DDR(スーパーチャージャー)
前前軸重:690Kg 後後軸重:400Kg 車両重量:1090Kg
HR12DE(グレード:X・メダリスト)
前前軸重:640Kg 後後軸重:400Kg 車両重量:1040Kg
モーター駆動のe-POWERでは、過給器付きのエンジンよりも
さらに90Kgも重く、やっぱりフロントヘビーと言うべきでしょうか・・
もちろん、同じノート同士で乗り比べれば
フロントの重さは感じるのかもしれませんが
少なくともフロントタイヤを酷使しない街乗り程度の走りなら
その重さを感じる事はありませんでした。
むしろ、その重さによってトラクションが良くなっているので
加速時に寄与している事は間違いないですね。 |