YAMAHA NMAX マフラーの交換 Vol.3

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サイレンサー部分の位置が決まったら

スプリングツールを使って付属のスプリングを掛けます。

実はここが今回の作業の山場で

付属のスプリングは少し短めなので

鬼のような力を使わないと掛けられませんでした。

バイクが動いてスタンドが起きてしまうので

必ずバイクの前輪を壁に当てて動かないようにしてから作業します。

体重を掛けて尚且つ両手を使わないとまず無理で

もしかすると、女性の力では厳しいかもしれませんね・・

 

センターパイプとエンジンを固定している

ナット(12ミリ)を本締めします。

左右のナットを交互に少しずつ締め付けていくと

ガスケットが完全に潰れた所で急に硬くなるので

そこで締め付けるのを止めます。

 
NMAX_ビームスR-EVO

最後にマフラーバンドのボルト・ナットを本締めすると

マフラーの取付作業は終了です。

 
NMAX_ビームスR-EVO

車体全体だとこんな感じになりました。

純正マフラーが黒いカバーで覆われているので

テッカテカのステンレスマフラーに変えると余計に

マフラーの存在感が強くなりますね。

ステーに使った黒ボルトも良い感じしょ・・

小排気量エンジンのマフラーにはトルクを稼ぐ為に

必ず長さが必要なので、純正マフラーよりも全長が

短くなるようなマフラーは選ばない方が良いですね。

特にCVTのスクーターでは低回転域のトルクは重要です。

 
NMAX_ビームスR-EVO

車体前側から・・

NMAXのボリューム感とサイレンサー部分のボリューム感が

ちょうど合っている感じがしますね。

センターパイプの曲げの量も純正マフラーより減っていて

スッキリしたレイアウトが美しいですね。

 

非常に細かな事で恐縮なんですが

純正マフラーを固定していたネジ穴が気になりませんか・・

周りがブラックで塗装されているので余計に目立ちますよね・・

雨がネジ穴に入るとサビの原因にもなるので

穴埋めしたいと思います。

 

元々固定されていたボルトで穴埋めしても良いのですが

出来るだけ軽量化したいので

つやなしブラックのアルミテープを貼りました。

作業的には、適当なサイズにアルミテープを切ってから

ネジ穴に切ったテープを押し当てて型取りしてから

ハサミで切ると、ピッタリな丸いテープが出来ますよ。

ネジ穴は反対側まで貫通しているので

タイヤが巻き上げた泥の進入を防ぐ為にも

裏側にもシールを貼った方が良いですね。

 

あと、バイクカバーを掛ける派の人は

走ったすぐ後にカバーを掛けると

マフラーに触れた部分が溶ける可能性があるので

耐熱アルミガラスクロステープを貼った方が良いですね。

ステンレスの耐熱テープも試しましたが

アルミの方が柔軟性が高くて貼りやすかったです。

 

BEAMS R-EVO ステンレスサイレンサーのインプレッション

まずは排気音を収録してきたので

純正マフラーとの音量・音質の違いをお聞き比べください。

NMAX純正マフラー(MP3)

ビームス R-EVO ステンレスサイレンサー(MP3)

 

政府認証マフラーという事で

変えたかどうか分からないレベルの排気音だと

ちょっとガッカリしますが

純正マフラーと比べてアイドリング時の音圧で

約7dBほど上がっているので

替えた感というかカスタム感は十分味わえますね。

音圧が上がった要因は、音量というよりは

マフラー出口の口径が大きくなった事による

低音域が増幅した分の音圧による影響ですね。

加速してもうるさいと思うような音量のマフラーではないのですが

さすがに夜中に住宅街で

アクセルを全開出来るような音量でもないですね。

うるさいマフラーが嫌いなら

政府認証マフラーを選んでおけば間違いないでしょう。

 

最高時速は純正マフラーより2Kmほど伸びて108Km/hになりました。

排気抵抗は確実に減少しているようで

時速90Km/hあたりからの加速では明らかに

純正マフラーより優れていますが、それ以下の速度領域では

純正マフラーの方が微妙に速いですね。

エンジンのパワーバンドが高回転域側にシフトしたので

社外品マフラーの性能をフルに引き出すには

駆動系もそれに合わせてチューンする必要がありますね。

 
 
 

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