KAWASAKI Ninja 250SL ドライブスプロケット交換 Vol.2

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そしてここが最大の山場です。

スプロケットを固定しているナット(27ミリ)は

ぶっちゃけ超・・スーパー硬いです。

たぶん日本のほとんどの女性は外せないと思われます。

工具は27ミリのディープソケットがベストですが

私は持っていなかったので

27ミリのソケットに短いエクステンションバーを付けて

出来るだけ大きなラチェットハンドルに30センチのパイプを刺して

取っ手部分を延長させてから作業をしました。

そして、前輪を駐輪所の壁に当てるか

ブレーキレバーとハンドルグリップを

紐や結束バンドなど適当な物で固定します。

さらにギアを1速に入れます。

しかしまだこれでも後輪が空回りしてダメだったので

バイクに跨いで右足でリアブレーキを踏みながら

両手を使ってラチェットレンチをグイっと持ち上げました。

ちょうど↑の写真の状態です。

車体が持ち上がるくらいの力を一瞬だけかけると

ナットが緩みました・・えげつない力を掛けるので

くれぐれもナットを嘗めさせないように注意してください。

車体自体が動いてしまうので簡単に外す方法は無いと思いますが

あるとしたら、1メートルくらいのパイプを工具に刺して

延長させると女性でも外せるかもしれませんね。

ナットは少し緩めるだけで外さずに

とりあえずは、そのままにしておきます。

 

先にチェーンの遊びを最大化させるために後輪を外します。

後輪を外すなんて大げさに思えるかもしれませんが

スイングアーム内の後輪の移動距離だけでは

チェーンの長さが足りずスプロケットは外せませんでした。

まず、割ピンをペンチで曲げて真っ直ぐにします。

 

真っ直ぐになったら割ピンをペンチで摘んで抜きます。

 

アクスルシャフトのナットを24ミリの工具で外します。

まあまあ力がいるので出来るだけ長い工具を使います。

 

ボルトが供回りするので、車体左側のボルトの頭を

17ミリの工具で押さえながら右側のナットを外します。

 

スタンドを使って後輪を浮かせます。

ニンジャ250SLは軽いので簡単に持ち上がりますよ。

それから後輪を手で支えてアクスルシャフトに後輪の重みが

乗らないようにしながらアクスルシャフトを抜きます。

 

後輪を足で押してスイングアームの端(車体前方)に移動させます。

 

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