私は前にも「シルビアはスポーツカーに匹敵する」的な事は書きましたが

残念な事にシルビアを「これはスポーツカーだ!」とはとても言えませんでした。

しかーし、今回のロードスターは「これはスポーツカーだ・・間違いない」と自信を持って言えます。

その違いは運転すれば一発でわかると思うのですが

ロードスターを一言で例えるなら、ロードスターは「公道を走れるカート」です。

アクセルオフってハンドル切り込んだだけで簡単にお尻流せちゃうんですよ・・

まさにカートですよ・・この進入のスムーズさは・・

ロードスターに乗ってからは「アンダーってなに?」ってくらいに、バンバン頭が入っていくし・・今までの苦労がウソのようです。

エンジンのフィーリングはさておき、ミッションもテンロクロドスタは、適度なストロークとダイレクト感たっぷりな入れごたえで最高ですし

純正のトルセンLSDは社外品のLSD並のレスポンスでしっかり反応してくれるし、ノーマルでも十分楽しめたりします。

なんせこのダブルウィッシュボーンのしっかりとタイヤが路面に張り付くコーナーリングが違います。

そりゃシルビアの豪快なパワースライドなんてテレビゲームやってんじゃないかと勘違いするくらい面白いですけどね・・

だからその両方のパワーとコーナーリングを両立した、RX-7のFDが最高かなと・・

おい!!

ロドスタのココがスポーツカーだ!

思いっきりシルビアと比べたりしています・・

ボンネットがアルミ製!
持ち上げてみて驚き!この軽さ・・

ボンネットを変える必要のないくらい軽~い。

開発者の意気込みが感じられます。

重量バランスがいい!  
マツダお得意のフロントミッドシップ方式採用。

人間が二人乗って重量バランスがちょうど

前後50対50になるように設計されているみたいです。

車検証を見たら、前540㎏:後480㎏でした。

シートの位置も低く、リアタイヤのグリップ感がわかりやすいです。


バッテリーがトランクルームに!  
ただ単にエンジンルームにスペースが無い

だけという理由もあるのかもしれないけど

重量バランスを良くしてくれてます。

バッテリーもロードスター専用の物で小型で軽量です。

 

前後ダブルウィッシュボーン!  
上下のAアームがスポーツカーの証。

スムーズなコーナーリングの秘密の一つはここにあると思います。

開発者の拘りが伝わってきます。

アンダーコートの量が少ない!  

これは助手席の写真で

トランクルームには一切アンダーコートはありません。

快適さよりも軽量化を選んだ開発者に拍手。

ペダルの間が狭~い!  

コクピット自体が狭くていい感じなのだがペダルの間隔も狭い。

シルビアの感覚でアクセルを踏むと、足の端がブレーキペダル

に当たってしまいます。

車高を落とさなくても低重心!  
車高を約3~4センチ落としたシルビアと比べました。

ロードスターはノーマルなのにさらに低いですね。

 

短いホイールベース!  
14シルビアとロドスタの前輪の軸を合わせて後輪を撮影。

シルビア自体もホイールベースが長い部類には入らないと思うのですが

ロードスターは、さらに短いです。

ショートホイールベース、ワイドトレッドはスポーツカーの基本です。

他にも色々ありますが数字には出てこない奥深みがロドスタには詰まっているのです。

ロドスタ君のココがダメダメ!

シート

お尻からふとももにかけてのサイドサポートがふにゃふにゃです。
背中あたりのクッションは堅く、体にフィットしないです。
久しぶりに出来の悪いシートに出会いました(笑)
そりゃNBの後期型で大幅に変更されますよ・・
ちなみに僕の中での今までのベストオブシートはDC2のインテR純正です。

エンジン・・
それは言うな・・禁句だ・・ヽ(°△°;)

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