デジタルフォトフレーム徹底比較 MW-5 VS DPF-D710 Vol.2

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表示モードの選択画面。

ここでパナソニックMW-5の最大の落とし穴・・

実はMW-5・・時計やカレンダーの縦表示が出来ません。

写真単体での縦表示は出来ますが

写真+時計等の表示では縦表示が出来ないのです。

ソニーは、フォトフレームを縦に傾けると

ご覧の通り、メニューから時計のデザインまで全て

縦表示に自動で切り替わります。(同時にSONYロゴも消灯)

もう、これが決定的なパナソニックのMW-5が

ソニーのD710に負けている所だと思います。

フォトフレームを縦に設置したい人(人物写真などに有効)なら

もうこの時点で、パナソニックの選択肢は無くなる事でしょう。

 

節電に貢献する電源タイマー設定。

↑のソニーは、1時間単位で月~日曜日まで

細かく電源オンオフ管理が出来ます。

 

ところが↑パナソニックは何時から電源オンして

何時から電源オフするといった感じでソニーに比べて荒いですね。

ソニーのような細かい電源管理はMW-15やMW-20の

上級モデルにしか付いていないみたいです・・残念!

またまたソニーに差を付けられた感じですね・・

ちなみにパナソニックには

この他に最近ゴリ推ししているエコナビ機能がありますが

エコナビセンサーがフォトフレームの背後に付いている為

壁掛けする場合など背後が暗くなる場所では使い物になりません。

 

パナソニックが唯一持っている機能で素晴らしい所が

リモコンのモード切替機能です。

これで同じパナソニックのフォトフレームを2台横並びに置いても

別々にリモコンでコントロール出来ますね。

ソニーのフォトフレームに、この機能があれば

私はパナソニックのフォトフレームを

買っていなかったかもしれません。

ソニーのフォトフレームが優秀なだけに

もっとも必要なのは、この機能でしょう。

リモコンでコントロール出来るのなら本来

当たり前に付けるべき機能ですね。

 

デジタルフォトフレームとして・・

ソニーのD710には、フォルダ別に写真を再生する機能がありますが

パナソニックのMW-5にはフォルダ別に再生する機能がなく

SDカードか内蔵メモリーかの二択になります。

写真の発色がパナソニックとソニーでは

↑の写真以上に実際では、全然違っています。

グレアパネルのパナソニックがコントラストが強く

より黒い部分が濃いですがバックライトの設定が暗いと

暗い所がより暗くなり見えにくいです。

一方、ソニーはコントラストがパナソニックより弱いので

暗い部分も見えるので写真として見やすいですね。

液晶の視野角は若干ソニーの方が広いです。

ちなみにソニーも最近は妥協して

SDカードが読めるようになってます。(もちろんメモリースティックも読めます)

両方とも、明るさ設定は10段階で調整出来ます。
(ロゴの照明も両方ともオンオフ出来ます。)

 

という事でどうでしたか・・ぶっちゃけデジタルフォトフレームとしては

ソニーのDPF-D710の圧勝のような気がしますけど

私のトラセンドのPF810で貯まっていたフラストレーションを

ソニーのフォトフレームが全て受け止めてくれた感じがします。

実際に使っていてソニーのD710は、ツッコミ所が少なく

よく作り込まれている感じで非常に優秀だと思います。

パナソニックのMW-5は、高級感では圧倒的なので

使い方次第ですね・・私は暗くても見られるアナログ時計として使っています。

 
 

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