デジタルフォトフレーム徹底比較 MW-5 VS DPF-D710 Vol.1

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デジタルフォトフレームも最近では

バックライトにLEDを採用した省エネモデルが増えてきました。

そこで今回は、一番売れ筋な価格帯の2つのモデルに絞って

徹底比較をしてみたいと思います。

写真左:Panasonic MW-5

写真右:SONY DPF-D710(現在の価格の参考に)

両方とも7インチで実売価格が約6000円。

デジタルフォトフレームとしてだけではなく

時計やカレンダーとしても使えるなど共通点が多く

両方とも国内メーカーという事もあり完全に競合してます。

私は、以前からトラセンドのPF810のデジタルフォトフレームを

長年使ってきましたが、まあ、ぶっちゃけクソフレームでした・・

主なPF810のクソポイント・・

1:時計の精度が悪い(一ヶ月で約2~3分早まる)

2:電源タイマーのオンオフ機能を使って復帰しても

  電源オフ以前の状態を維持してくれない。(写真の表示が最初に戻る)

3:フォルダを無視して写真を再生する。
  (フォルダごとに写真のジャンルを分けても意味がない)

4:他の電化製品のリモコンに反応してしまう。
  (本体の中に入っているリモコン受信部を
  ビニルテープをグルグル巻きで対応)

音楽や動画の再生や、ラジオなどの機能を

備えているのは良いのですが

フォトフレームとしてちゃんと機能していなければ意味がないのです。

という事で今回は、信頼性が高いであろう

国内メーカーのフォトフレームを選んだ訳あります。

それでは徹底比較を始めたいと思います。

 

左:パナソニック MW-5 右:ソニー DPF-D710 (以下全て)

一番上の写真でもうすでにお気づきかもしれませんが

左のMW-5はグレアパネルで

右のDPF-D710はノングレアパネルなのです。

グレアパネルを採用したパナソニックの外観は

液晶と黒枠との一体感があり

ソニーと比べて圧倒的な高級感がありますね。

発色や明るさなどの表現力でも

グレアパネルの方が有利なのですが

やはり部屋の照明による映り込みが最大の問題点になります。

アナログ時計のデザインは、個人的にパナソニックの方が

わかりやすくて好みですね・・視認性も高いと思います。

ただ、ソニーみたいに画面いっぱいカツカツにアナログ時計を

表示してほしかったですね・・まだ上下に幅を持て余していますよ。

そっちの方が離れて見た時の視認性がもっと良くなると思います。

 

デジタル時計表示。

パナソニックは、太字で視認性が高く、好感が持てます。

ソニーはオシャレな細いフォントですね。

ソニーはこのデザインのままで色が反転したバージョン(白黒が逆)

があるのに、パナソニックにはありません。

デジタルフォトフレーマーならもう体験済みかもしれませんが

就寝時だと白バックは眩しすぎて使えた物ではありません。

全てのデザインに色が反転したバージョンがあると理想的ですね。

もっとお願いするなら色のカスタマイズ機能が欲しい所です。

ちなみに数字の間にあるダブルコロン:は

ソニーは1秒間隔で点滅しますがパナソニックは点滅しません。

ダブルコロンを点滅させると特許使用料を払わないといけないという

大人の事情は有名な話ですね。

 

オシャレなデジタル時計。

ソニーのD710は、相変わらず画面いっぱいを使ってのデザイン。

動きもあってセンスもなかなか良いのではないでしょうか。

パナソニックのMW-5・・もっと数字を大きくしても良いのでは。

離れて見た時の事を考えて欲しいものですね・・

 

オシャレなデジタル時計。

ソニーのD710は、相変わらず画面いっぱいを使ってのデザイン。

動きもあってセンスもなかなか良いのではないでしょうか。

パナソニックのMW-5・・もっと数字を大きくしても良いのでは。

離れて見た時の事を考えて欲しいものですね。

 

カレンダー表示。(夜中を想定して真っ暗に・・)

もう明らかにパナソニックは、わざと小さくしているだろって

言いたくなりますね。時計表示も小さい。
(曜日の日本語表示は好感持てますが・・)

どう見ても右のソニーの方が画面カツカツに

広がっていて見やすいですね。

同じ7インチ画面でもデザインで

これだけ変わるのだと思い知らされます。

ただソニーは現在何日なのかの表示は控えめでわかりにくいですね。

 

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